2010.03.28 中京11R 高松宮記念 G1

By admin On 3月 27th, 2010

 土曜の中京芝レースは、短、中距離問わず馬場の内目を通った先行馬が圧勝するケースが多かった。差しにおいても10Rが象徴的で、4コーナーで馬群が外に流れることで内に空いたスペースを生かし、埒一杯にイショウウズシオが先行したブレイクアセオリーをハナ差差し切ってみせた。

 上記の内容から、例え開催終盤の馬場と言えど、今の中京競馬場の芝レースは先行、内目の枠の方が有利なのは間違いない。

 ならば例え人気でも3アルティマトゥーレに魅力を感じてしまうのはいた仕方ないところ。しかし3アルティマトゥーレの弱点はテンに速い流れになった場合、過去の実績からは全く対応できていない点にある。具体的には前半3ハロンが34秒台のレースでは勝ち切るまでのパフォーマンスを見せるが、レースが33秒前半にまでペースアップすると、全く好走できなくなってしまう。

 昨年のスプリンターズステークスでも前半3ハロンが33.1秒の速い流れでは最後は脚が止まっている。高松宮記念の過去10年のラップタイムが前半3ハロンが最も遅くて33.8ならば、3アルティマトゥーレに有利な流れになることは期待薄である。鞍上が横山典なのは気になるが、ほぼ一番人気に支持される馬であることを考えた場合、妙味は全く感じない。

 一方、人気の一角、3連勝でG1に臨む6キンシャサノキセキも差し一手の脚質に疑問は残る。休み明けを挟み3連勝中。しかし人気の連勝馬は嫌ってこそ妙味がある。特に今回はG1戦。それなら、なおさら人気を集めた差し馬に旨みはない。

 むしろメンバー的には実績馬17ビーピーガルダンの人気のなさに食指が動く。前々年のスプリンターズステークスでは、6キンシャサノキセキと同タイムの3着。前年のスプリンターズステークスでは、人気は3アルティマトゥーレに譲ったが、結果は勝ち馬のハナ差2着と完全に3アルティマトゥーレを凌駕している。

 ここまで人気を落としている理由は、前走阪急杯で敗れていることと前年の高松宮記念で惨敗している2点に集約されるだろうが、スプリント実績的には、このメンバーなら最右翼なのは間違いない。

 また、前年の高松宮記念の大敗は、鞍上が安藤勝己ではなく武幸四郎であったが故。安勝が手綱を取るなら、中京コースを克服する可能性は高いと見る。

 よってこのレースの本線は、17ビービーガルダンとしたい。大幅改修前の最後の中京コースを、是非とも17ビーピーガルダンと安藤勝己には攻略して欲しいものである。