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	<title>間違いだらけの勝馬選び</title>
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	<description>Ｋｅｉｂａ　Ｓｅｃｒｅｔ　Ｃｌｕｂ</description>
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		<title>２０１０．０３．２８　中京１１Ｒ　高松宮記念　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 27 Mar 2010 09:40:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　土曜の中京芝レースは、短、中距離問わず馬場の内目を通った先行馬が圧勝するケースが多かった。差しにおいても１０Ｒが象徴的で、４コーナーで馬群が外に流れることで内に空いたスペースを生かし、埒一杯にイショウウズシオが先行した [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　土曜の中京芝レースは、短、中距離問わず馬場の内目を通った先行馬が圧勝するケースが多かった。差しにおいても１０Ｒが象徴的で、４コーナーで馬群が外に流れることで内に空いたスペースを生かし、埒一杯にイショウウズシオが先行したブレイクアセオリーをハナ差差し切ってみせた。</p>
<p>　上記の内容から、例え開催終盤の馬場と言えど、今の中京競馬場の芝レースは先行、内目の枠の方が有利なのは間違いない。</p>
<p>　ならば例え人気でも３アルティマトゥーレに魅力を感じてしまうのはいた仕方ないところ。しかし３アルティマトゥーレの弱点はテンに速い流れになった場合、過去の実績からは全く対応できていない点にある。具体的には前半３ハロンが３４秒台のレースでは勝ち切るまでのパフォーマンスを見せるが、レースが３３秒前半にまでペースアップすると、全く好走できなくなってしまう。</p>
<p>　昨年のスプリンターズステークスでも前半３ハロンが３３．１秒の速い流れでは最後は脚が止まっている。高松宮記念の過去１０年のラップタイムが前半３ハロンが最も遅くて３３.８ならば、３アルティマトゥーレに有利な流れになることは期待薄である。鞍上が横山典なのは気になるが、ほぼ一番人気に支持される馬であることを考えた場合、妙味は全く感じない。</p>
<p>　一方、人気の一角、３連勝でＧ１に臨む６キンシャサノキセキも差し一手の脚質に疑問は残る。休み明けを挟み３連勝中。しかし人気の連勝馬は嫌ってこそ妙味がある。特に今回はＧ１戦。それなら、なおさら人気を集めた差し馬に旨みはない。</p>
<p>　むしろメンバー的には実績馬１７ビーピーガルダンの人気のなさに食指が動く。前々年のスプリンターズステークスでは、６キンシャサノキセキと同タイムの３着。前年のスプリンターズステークスでは、人気は３アルティマトゥーレに譲ったが、結果は勝ち馬のハナ差２着と完全に３アルティマトゥーレを凌駕している。</p>
<p>　ここまで人気を落としている理由は、前走阪急杯で敗れていることと前年の高松宮記念で惨敗している２点に集約されるだろうが、スプリント実績的には、このメンバーなら最右翼なのは間違いない。</p>
<p>　また、前年の高松宮記念の大敗は、鞍上が安藤勝己ではなく武幸四郎であったが故。安勝が手綱を取るなら、中京コースを克服する可能性は高いと見る。</p>
<p>　よってこのレースの本線は、１７ビービーガルダンとしたい。大幅改修前の最後の中京コースを、是非とも１７ビーピーガルダンと安藤勝己には攻略して欲しいものである。</p>
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		<title>２０１０．０３．１４　阪神１１Ｒ　フィリーズレブュー　Ｇ２</title>
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		<pubDate>Sat, 13 Mar 2010 11:42:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　今年の目玉は何と言っても、笠松からの参戦の１４ラブミーチャンだろう。ダートで６戦６勝、無敗でのこのレースへの挑戦は、１９９５年のライデンリーダーを思い出させる。
　同じく笠松競馬所属だったライデンリーダーはダートで１０ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　今年の目玉は何と言っても、笠松からの参戦の１４ラブミーチャンだろう。ダートで６戦６勝、無敗でのこのレースへの挑戦は、１９９５年のライデンリーダーを思い出させる。</p>
<p>　同じく笠松競馬所属だったライデンリーダーはダートで１０戦１０勝の実績を引っ提げてこのレースに参戦した。鞍上は今や中央の顔となった当時笠松所属の安藤勝巳ジョッキー。レースは４角中段から鮮やかに抜け出し、中央のエリートを全く歯牙にも掛けず完勝してみせた。２着に付けた差が０．６秒だから、いかにその性能が高かったか、振り返った戦績データからも窺い知れる。このレースでは３．５倍の２番人気であったが、本番の桜花賞では１．７倍の圧倒的な一番人気に奉られ上げられたことでも、このレースの勝ち方の衝撃度が窺い知れる。</p>
<p>　当時のイメージと今回のラブミーチャンがオーバーラップしてしまうのは、長らく競馬を続けている人間なら当然のことだろう。そんな思いも込められてであろうが、現時点のラブミーチャンの単勝オッズは３．２倍の一番人気となっている。</p>
<p>　但し、馬単や３連単の集中度と比べて単勝オッズは加熱気味で、最終的には５倍程度に落ち着くのではないだろうか。最終オッズが３倍水準なら無条件で切りだが、５倍以上付けるのなら、非常に悩ませられるオッズである。</p>
<p>　血統的には父サウスヴィグラス、母の父アサティスとどこをとっても短距離ダート馬としてしか見れない。しかし、それでも最終単勝オッズが５倍以上付くという前提なら、スピード溢れる１４ラブミーチャンに一票を投じてみたい。</p>
<p>　他には、３レディアルバローザ。これは今最も乗っているキングカメハメハ産駒であり、他の有力馬が久々の出走なのに対して中１週で挑戦できるのが良い。本番ではおつりが残らないだろうが、タイトな出走間隔はこのレース単体に対してはプラスに働くのは間違いない。</p>
<p>　よって結論としては、１４ラブミーチャンが単勝オッズ５倍以上付くのならこの馬を積極的に狙ってみたいが、それ以上に人気になるようなら、３レディアルバローザを狙いの一番手に引き上げることにする。</p>
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		<title>２０１０．０２．２８　中山１１Ｒ　中山記念　Ｇ２</title>
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		<pubDate>Sat, 27 Feb 2010 10:43:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　土曜の横山典弘騎手は、中山競馬場で９Ｒの特別戦を皮切りにメイン、最終レースを含む４レース全てを勝利で飾って見せた。まさに現在絶好調。重賞勝ちも今年だけで既に５勝。昔から腕には定評があるが、近年の騎乗は円熟味を通り越し、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　土曜の横山典弘騎手は、中山競馬場で９Ｒの特別戦を皮切りにメイン、最終レースを含む４レース全てを勝利で飾って見せた。まさに現在絶好調。重賞勝ちも今年だけで既に５勝。昔から腕には定評があるが、近年の騎乗は円熟味を通り越し、凄味さえも感じさせるほどの輝き振りである。</p>
<p>　武豊騎手が２００８年以降重賞で７％程度の勝率しか残せていないのと対照的に、同期間の横山騎手の重賞勝率は２０％を優に超えている。２００７年以前には２０％を超える重賞成績を誇った武豊の凋落と反比例する形で、横山騎手の手綱の冴えは上昇傾向にある。つまりは現在、横山典弘こそが、一番頼りになる日本人ジョッキーなのは間違いない。</p>
<p>　彼がこのレースで選んだパートナーは１４シャドウゲイト。既に８歳馬であるが国際Ｇ１の勝ち鞍を持つ古豪であり、前走のＡＪＣＣ杯でも首差２着の実力の持ち主。昨年８歳にしてＧ１を２勝したカンパニーと同じく、老いて益々盛んな馬の１頭と言えよう。</p>
<p>　前走１４シャドウゲイトを首差退けたネヴァプションを駆っていたのが、横山典騎手であり、今回の乗り替わりは正に優勝請負人としてのバトンタッチ。もはやこのレースの勝利へのレールは１４シャドウゲイトに向けられていると見るべきだろう。よって本線は素直に１４シャドウゲイトとしたい。</p>
<p>　前売り段階の一番人気は１キングストリート。その鞍上は武豊。前述に挙げた通り、近年の重賞戦線で大きく水を開けられたライバルに、武豊がどう立ち向かうかがこのレースの焦点になろう。</p>
<p>　人気の上では絶対的優勢は武豊の方にある。しかし、勝負は時に非情な結果をもたらすのは周知の通り。かつての輝きを取り戻す手段として、武豊がパートナーをどう導いてみせるのかを含めて、好レースになることを期待したい。</p>
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		<title>２０１０．０２．２１　東京１１Ｒ　フェブラリーＳ　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 20 Feb 2010 11:05:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　ＪＲＡのダートＧ１は２つだけ。その内東京競馬場のマイルの距離で戦うのが、このフェブラリーステークスである。
　いつもの年ならダートの猛者が集まり、トップを決めるレースだが、今年は芝の一流馬が多数参戦し、些か趣が異なって [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　ＪＲＡのダートＧ１は２つだけ。その内東京競馬場のマイルの距離で戦うのが、このフェブラリーステークスである。</p>
<p>　いつもの年ならダートの猛者が集まり、トップを決めるレースだが、今年は芝の一流馬が多数参戦し、些か趣が異なっている。しかも何れも逃げ先行を得意とする快速馬が揃う。餅は餅屋とは重々承知しているつもりだが、それでもここまで揃うと予想として全く無視するのは難しい。</p>
<p>　但し馬券の軸としては、４エスポワールシチーでまず間違いないだろう。ダートを１０戦して馬券にならなかったのは、昨年の同レースのみ。それでもレコード決着の勝ち馬から０．２秒差の４着なら、今回もいくら悪くても複勝圏は外すまい。</p>
<p>　しかし当サイトの本旨は勝ち馬予想の１点のみ。つまり大本命の４エスポワールシチーに勝てる可能性のある馬の検討にのみ注力される。</p>
<p>　その意味で６サクセスブロッケンなら実際昨年の当レースの勝ち馬であり妥当ではある。しかし、現時点で４エスポワールシチーに次ぐ２番人気まで奉られながら、以降のレースでことごとくエスポワールシチーの後塵を拝し、尚且つ骨折明けの完調手前の内田博騎乗では、人気の割に旨みがないのも事実である。</p>
<p>　むしろ６サクセスブロッケンが当レースを４歳時に制した様に、若い世代の馬にその任を託してみたい。出馬表からは３テスタマッタが目につく。３歳時に大井のＪＤダービーＧ１を制し、前走川崎記念を３着した経歴は、前年のサクセスブロッケンが辿った道と全く同じ。ならば少々荷が重いのを承知で３テスタマッタに票を投じてみたい。同枠のエスポワールシチーを見ながら進めれるのなら、府中の長い直線で弾けて見せてはくれまいか。</p>
<p>　ダートでは現４歳世代が強い世代なのは衆目の一致するところ。その中でも３テスタマッタはその世代を担う１頭であることは間違いない事実。ならば王者に立ち向かう若駒の代表として３テスタマッタをこのレースの本線に推す。</p>
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		<title>２０１０．０２．０７　東京１１Ｒ　共同通信杯　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 06 Feb 2010 12:35:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　とかくこの時期の３歳戦は、無敗の馬が人気になりやすい。このレースもご多分に漏れず２戦２勝の５アリゼオが、現時点の一番人気である。
　もちろん新馬勝ちの相手が若駒Ｓを鮮やかに勝利したヒルノダムールであり、２戦目にして好位 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　とかくこの時期の３歳戦は、無敗の馬が人気になりやすい。このレースもご多分に漏れず２戦２勝の５アリゼオが、現時点の一番人気である。</p>
<p>　もちろん新馬勝ちの相手が若駒Ｓを鮮やかに勝利したヒルノダムールであり、２戦目にして好位から２着以下を横綱相撲で完封してみせた走力は評価に値する。が、現時点での馬の完成度が高いといったレベルの話であり、他の馬が付け入る隙は十分ある。また調教過程も半マイルを追い切っただけというのも気になる。すなわち、先を見据えた軽めの仕上げでしかなく、強い相手に善戦してきた骨太の馬が相手では、少々心もとないのは間違いない。</p>
<p>　ただそれでもアリゼオの相手になる馬もそれほど多くはない。ラジオＮＩＫＫＥＩ杯でヴィクトワールピサに０．２秒差３着の３ダノンシャンティ、東スポ杯でローズキングダムに０．３秒差５着の４ダイワアセット、前走ジュライカップ勝ちの６ハンソデバンド、ロジの冠を持つ新馬勝ちから挑戦する８ロジスプリングの４頭ぐらいだろう。</p>
<p>　共同通信杯のレース傾向としては、前走マイル以下の距離を走った馬よりも１８００ｍ以上の距離を走った組の馬の方が好走率が高く、その点で３ダノンシャンティと４ダイワアセットがより有力に映る。</p>
<p>　また４ダイワアセットは新馬と東スポ杯で東京コースは経験済み。それを加味して４ダイワアセットをより上位に挙げたい。よってこのレースの本命は４ダイワアセットとなる。</p>
<p>　４ダイワアセットは父スペシャルウイークにニジンスキー近交馬の母との組み合わせの配合馬。この配合の最近の成功例としてはブエナビスタを思い出す。ならば、タフな戦いを強いられる東京コースならではの走りは、十分期待できるのではないだろうか。</p>
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		<title>２０１０．０１．３１　京都１１Ｒ　京都牝馬ステークス　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 30 Jan 2010 10:44:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　競馬の格言の一つに、｢牝馬限定戦は荒れる｣というものがある。一般的に牡馬と比べ牝馬は調子の善し悪しが掴みづらく、結果として波乱傾向になりやすいのは当然のことである。京都牝馬ステークスも牝馬限定戦であり、例に洩れず、荒れ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　競馬の格言の一つに、｢牝馬限定戦は荒れる｣というものがある。一般的に牡馬と比べ牝馬は調子の善し悪しが掴みづらく、結果として波乱傾向になりやすいのは当然のことである。京都牝馬ステークスも牝馬限定戦であり、例に洩れず、荒れ模様必至なのは間違いないところだろう。</p>
<p>　２００１年以降の勝ち馬を眺めても、一番人気で勝利したのは、２００７年のディラデラノビア一頭のみであることが、それを端的に裏付けている。現時点の一番人気は、８ヒカルアマランサス。前走の愛知杯でメンバー最速の脚で４着に好走したとは言え、１６００万下の条件馬であるにも拘らずこの人気振りでは、今年も波乱模様なのは当然のことである。</p>
<p>　しかし、近２年、前走愛知杯出走組がこのレースで勝利しているのも事実。ならば、人気の８ヒカルアマランサスよりも、寸でのところまで逃げて粘った１２ブラボーデイジーの方に食指が動く。予定していた京都金杯が右肩跛行で取消の為、必ずしも順調とは言えないが、Ｇ１ヴィクトリアマイルでもウオッカの２着に好走しているように、実績面で、このメンバーでも一枚上の存在なのは間違いない。ならば迷わず中心は１２ブラボーデイジーで行きたい。</p>
<p>　とここまでは普通の予想。荒れるレースならば、予想ももうひと絞りといきたい。その観点から、上記で上げたヴィクトリアマイルで１２ブラボーデイジーに次ぐ３着に粘ったのが、７ショウナンラノビアだったことに注目してみた。</p>
<p>　距離特性だけなら、１２がヴィクトリアマイル一戦のみで２着の実績に対し、７ショウナンラノビアは、３戦して２勝、３着１回。圧倒的にこの距離での好走率が高いのは、７ショウナンラノビアの方である。</p>
<p>　７ヵ月半ぶりの実戦がどうかだが、息が持てばここでも十分やれるだけの実力はある。鞍上に新たなパートナーの岩田を迎え、レースに臨めるのはこの馬にとってはプラスに作用するだろう。</p>
<p>　よって本線での狙いは１２ブラボーデイジーだが、影の主役としての７ショウナンラノビアを抑えつつ、このレースに臨むことにしたい。</p>
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		<title>２０１０．０１．２４　京都１１Ｒ　平安ステークス　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 23 Jan 2010 12:46:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　唐突な質問だか、重賞を勝つ為に最も適した前走からの出走間隔はどのくらいかご存じだろうか？
　答えは前走から中３週の間隔で出走してくる馬の勝率が約２０％で、最も勝ち星が多く、次に中４週、中２週、中５週の順で続く。中６週～ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　唐突な質問だか、重賞を勝つ為に最も適した前走からの出走間隔はどのくらいかご存じだろうか？</p>
<p>　答えは前走から中３週の間隔で出走してくる馬の勝率が約２０％で、最も勝ち星が多く、次に中４週、中２週、中５週の順で続く。中６週～中８週の間隔での出走馬は各々勝率５％以下で連闘馬に至っては１％程度の勝算しか残らない。それならまだ、２ヵ月以上の休養を取ってきた馬の方が、十分勝負になっている。</p>
<p>　上記のデータに照らし合わせれば、中８週での出走になる１番人気の１１ウォータクティクスや中６週の間隔での出走となる４番人気の１３ダイショウジェットは、人気の割には買いにくい馬になる。</p>
<p>　一方前走からの間隔が中２週～中５週の馬は、１トーセンアーチャー、４ロールオブザダイス、５ダイシンオレンジ、７ネイキッド、９アドバンスウェイ、１２ポートラブの６頭が該当する。上述のデータ見地から、こちらの馬にアローワンスを与える予想は、至極真っ当。</p>
<p>　中でも昨年のこのレースで１着ワンダースピード、２着エスポワールシチー（このレース以降ジャパンカップダートＧ１で勝利）、３着マコトスパルビエロといったダートの超一線級に交じって４着した７ネイキッドを狙ってみたい。</p>
<p>　京都のダート１８００ｍが７ネイキッドにとって最も適した条件であることは実績からは間違いなく、１１ウォータクティクスと９アドバンスウェイというしっかりとした逃げ目標がいるのなら、非常に競馬はし易いと見る。</p>
<p>　ゴールから逆算して４ハロンで勝負するのが僕のスタイルと言い放つ、騎手界一クレバーな男赤木に、勝利を託す。</p>
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		<title>２０１０．０１．１７　京都１１Ｒ　日経新春杯Ｇ２</title>
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		<pubDate>Sat, 16 Jan 2010 09:24:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　日経新春杯はＧ２格のグレードレースであるにも関わらずハンデ戦という、ＪＲＡの重賞の中では極めて稀なレースの一つである。
前年は今年も出走する３テイエムプリキュアが逃げて勝利を収め、波乱のレース内容であった。しかし、過去 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　日経新春杯はＧ２格のグレードレースであるにも関わらずハンデ戦という、ＪＲＡの重賞の中では極めて稀なレースの一つである。</p>
<p>前年は今年も出走する３テイエムプリキュアが逃げて勝利を収め、波乱のレース内容であった。しかし、過去１５年分の同レースを遡って見ても、逃げ切りも２桁人気の馬が勝利したことも、いずれも初めての珍しいケースであったことは間違いない。</p>
<p>　よって昨年のケースは例外的なケースと見なし、それをを除いてレースの傾向を見ることにしたい。その場合、このレースの勝馬は、概ね差し追い込み馬が占めており、全１４頭の内、上がり３ハロンでメンバー最速を計時した馬が１１頭おり、残り３頭がメンバー２番手の馬であることが分かる。</p>
<p>　つまり普通ならこのレースは最速の上がりの脚を持った馬が、一番勝利に近いレースと言える。また、その観点からなら、現時点で前走メンバー中最速の上がりタイムを計時している８トップカミングと１２メイショウベルーガが人気を集めているのも頷ける。</p>
<p>　しかし、８トップカミングの前走は１６００万下条件でのもの、１２メイショウベルーガは重賞とは言えど牝馬限定戦でのものなら、然程強調材料としてクローズアップする訳にもいかない。</p>
<p>　ならば、４サンライズマックスはどうだろうか？</p>
<p>　サンライズマックスは前年の天皇賞春では５８Ｋの斤量を背負ってメンバー中２番目の上がりタイムで勝ち馬から０．３秒差の４着に踏ん張っている。前々走のＧ２アルゼンチン共和国杯では今回と同じ５７．５Ｋの斤量ながら、メンバー中３番目の上がりタイムでこちらも４着なら悪くない。</p>
<p>　つまり過去のレースから考察するに、５７．５Ｋの斤量を背負わされたとしても４サンライズマックスは、メンバー中最速に近い上がりタイムをこのメンバーでも計時できる確率は非常に高いと見なすことができる。</p>
<p>　ならば、鞍上は初騎乗の武豊になるが、この馬で今年最初の重賞勝ちを決め、幸先の良いスタートを切れるのではなかろうか。若干希望的観測ではあるが、このレースの本命は４サンライズマックスとしたい。</p>
<p>　他には１０ゴールデンメイン。今年１０歳になるがトータル戦歴はまだ２２戦に過ぎず、このメンバーでもまだまだ十分やれる雰囲気である。すっかり中央での騎乗をマスターした小牧太に期待し、こちらも是非とも頑張って欲しいものである。</p>
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		<title>２０１０．０１．１０　京都１１Ｒ　シンザン記念　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 09 Jan 2010 10:04:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　年明け最初の３歳重賞であるシンザン記念はマイルの距離で争うレースだけに、メンバーは短距離馬と中長距離馬が混在することになる。後の有馬記念馬にもなるダイワスカーレットと高松宮記念とスプリンターズステークスを勝利するローレ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　年明け最初の３歳重賞であるシンザン記念はマイルの距離で争うレースだけに、メンバーは短距離馬と中長距離馬が混在することになる。後の有馬記念馬にもなるダイワスカーレットと高松宮記念とスプリンターズステークスを勝利するローレルゲレイロがともに競い合いあったことを見れば、一目瞭然。</p>
<p>　しかし卓越した能力を持つ両馬でさえ、当時は２着、３着であったことを考えると、レース自体は早熟傾向の現時点での完成度の高さを求められる感は否めない。</p>
<p>　今年のメンバーを見渡すと現段階では、難解の一言。今後ここから大きく羽ばたく可能性のある馬もいるのだろうが、現時点での各馬の成績は平凡であり、卓越した能力は見受けられないからである。つまり、ここまでの成績からその能力を見出し、正確に見極めることは不可能と言わざるを得ない。最低人気の１０エスカーダに至るまで、単勝、馬単、３連複のオッズで見ても、確たるオッズの断層もなく、珍しいと例えることも出来るほどの混迷ぶりである。</p>
<p>　しかし、それでもこのレースで好走する条件はある。過去のレース傾向からは、マイル戦以上の距離のレースを経験したことがあるか？という点である。過去１０年の連対馬２０頭の内１９頭までがマイル戦以上で戦った経験があるのなら、それに合致しない馬は軽視したい。</p>
<p>　１６００ｍ戦以上で勝利したことのある馬は、１セレスロンディ、７シャイン、１２マイネアロマ、１３カネトシディアス、１４タガノパルムドール、１６ケイエスエイトの６頭まで絞られる。</p>
<p>　後はローテーション。過去１０年の勝馬は全て中３～５週の間に収まっている。実績からは朝日杯組が優秀だが、それは中４週でのもの。中２週に狭まった近年の両レースの日程を見る限り、朝日杯組は軽視してみる方がメリットが大きいだろう。</p>
<p>　でローテーションを加味した絞り込みを行うと、７シャイン、１２マイネアロマ、１３カネトシディオス、１６タガノパルムドールが候補として残る。後は各人のお好みと行きたいところだが、ローズキングダム、アパパネと牡牝ともに昨年の２歳王者の父となるキングカメハメハ産駒の１３カネトシディオスを、その中でも最も期待したい馬としてピックアップしておくことにする。</p>
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		<title>２０１０．０１．０５　京都１１Ｒ　京都金杯　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Mon, 04 Jan 2010 09:34:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　今年も金杯から競馬がスタートする。かつては東西の金杯を同一売り場で両方とも買うことはできなかったが、時代は進み、今では、金杯と言わず全ての競馬場で施行される全レースを家に居ながらにしてネットや携帯で買えるのだから、２０ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　今年も金杯から競馬がスタートする。かつては東西の金杯を同一売り場で両方とも買うことはできなかったが、時代は進み、今では、金杯と言わず全ての競馬場で施行される全レースを家に居ながらにしてネットや携帯で買えるのだから、２０数年来競馬をたしなんでいる筆者にとっは、まさに隔世の感ともいえる趣である。</p>
<p>　それはさておき、東西の金杯がどちらも買える様にした際に、西の金杯は東のそれと差別化を図る目的で２０００ｍ戦から１６００ｍ戦へ距離短縮が行われ、現在に至る。その条件変更により、それ以前と以降では勝馬の傾向は大きく異なることになる。要は１６００ｍ戦ということでマイル巧者と呼べる馬が勝馬の大半を占めるようになった。</p>
<p>　距離短縮最初の年度は、桜花賞馬のキョウエイマーチ。その翌年と翌々年は皐月賞２着でマイルチャンピオンシップ２着のダイタクリーヴァが続き、ハットトリックやエイシンデピティと後のＧ１馬の名を見れば、その傾向は一目瞭然である。</p>
<p>　要はマイルのＧ１を制した馬や連対経験のある実力馬であれば、ハンデ戦と言えど、このレースの勝馬資格ありと見なすことができるのである。</p>
<p>　ならば、前走同じ舞台のマイルチャンピオンシップで勝ち馬のカンパニーに最後まで抵抗して見せた１２マイネルファルケに注目しない訳にはいかない。前走は単騎逃げがハマった感があり、そのレースと比べると今回は前へ行く馬も多いが、それでも、最有力馬が後ろから行く５スマートギアなら、前に付けるメリットの方が大きいと見る。</p>
<p>　また、このレースでハナを主張しそうなテンのスピードがある逃げ馬は、当馬以外に１５マイネルレーニアがいる。通常ならば複数の逃げ馬候補がいることは、逃げ馬双方にマイナス要素になるが、同じ冠を持つ同じ馬主の馬同士が潰し合うようなレースをする訳がなく、１２マイネルファルケにとっては、１５マイネルレーニアがいることで、更に展開面でのメリットが発生することは想像するに難くない。</p>
<p>　加えて、同馬のマイル実績は１０戦して４勝２着３回３着２回と複勝率では９０％の超堅実タイプ。余程のことがない限り、大きく崩れることは考えにくい。ならば今年の京都金杯の本線は１２マイネルファルケに託したい。</p>
<p>　他には１４ドラゴンファング。適距離よりも１ハロン長そうだが、それでもペースが落ち着けばギリギリ粘れる可能性はある。若手の浜中が騎乗することも併せて要注意馬としたい。</p>
<p>　金杯の音の響きから｢金杯で乾杯｣という有名なフレーズがある。今では陳腐な競馬のキャッチフレーズの一つだろうが、新しい１年を占う意味では少なくとも｢金杯で完敗｣ではない結果を、今年も是非とも期待したいものである。</p>
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		<title>２００９．１２．２７　中山１０Ｒ　有馬記念　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 26 Dec 2009 12:57:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　サラブレッドが最も充実した能力を発揮できるのは、４歳秋の時期と一般的には論じられる。有馬記念の近年６年の勝馬は全て４歳であることが、この通説の正しさの一端を物語っていると言える。過去１０年遡っても８頭が４歳馬であり、残 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　サラブレッドが最も充実した能力を発揮できるのは、４歳秋の時期と一般的には論じられる。有馬記念の近年６年の勝馬は全て４歳であることが、この通説の正しさの一端を物語っていると言える。過去１０年遡っても８頭が４歳馬であり、残りの２頭が３歳馬であり、有馬記念の勝馬はその時代を象徴する存在である。</p>
<p>　しかし、今年の有馬記念は一頭も４歳馬が出走せず、５歳馬も９ドリームジャーニー一頭のみである。この事実が現時点の芝の古馬層の薄さを示している。この歪な様相は、三歳牝馬の２ブエナビスタが現時点の単勝馬券で一番人気であることに繋がっている。</p>
<p>　しかし過去幾多の名牝が有馬の壁を超えられなかったかを思い起こすだけで、２ブエナビスタの危うさは説明できる。勿論前年の覇者は牝馬のダイワスカーレットであり、またダイワスカーレットは３歳時にこのレースで２着している事実をもって、ブエナビスタに最後の望みを託す馬券参加者が多数派であるからこそ、現時点で一番人気に祭り上げられているのではあるが、そもそも競馬史に最強牝馬の一頭として燦然と輝く実績を残した名牝とその世代で一番強いと見なされているだけの一介の優秀牝馬を並列で論じること自体が愚問である。</p>
<p>　馬体だけ見れば、決してオープン馬のそれではなく、全く見栄えのしないシルエット。主戦ジョッキーの考えが反映しているとはいえ、頑なまでの後方一手の脚質。また秋一連の戦いで僅かに敗れ続けた理由を、全て鞍上の責任にすり替えた様に見える今回の乗り替わりに感じる陣営の低俗な思想。これら一連の件を踏まえるならば、２ブエナビスタに賭ける大義は些かも見当たらない。現時点で結果を見ずして断じるのは愚かな行為であるが、それでも２ブエナビスタがこのレースで１着になるよりも、掲示板さえ載らないような惨敗をする可能性の方が高いと断言する。</p>
<p>　ならば衆目が見なす一番人気馬を差し置き、このレースの勝馬に一番近い馬はどの馬か？</p>
<p>　勝馬の第１条件としては、先行脚質であること。近年の勝馬を見ると全て先行タイプの馬である。更に付け加えるならば、脚質を生かせる内目の枠。前年は大外８枠からのワンツー決着だったが、やはり内目の枠からの発走馬の方が有利である。</p>
<p>　そうなると６歳馬ではあるが、３ミヤビランベリに食指が動く。中山コースは今年の中山金杯での３着になった１回のみだが、東京コースの芝２５００ｍのＧ２目黒記念とアルゼンチン共和国杯の両方を勝利した様に、この距離での粘り腰に期待したい。</p>
<p>　有馬記念での６歳馬の戴冠は１９９１年のダイユウサクまで遡る。断然一番人気のメジロマックイーンを鮮やかに差し切り、当時のレコードタイムを樹立してみせた。あれから１８年経つが、有馬記念は何れの年度のレースもドラマチックな物語として後々まで語り継がれるレースであることは間違いない。今年最後のＧ１として２００９年の有馬記念も、過去のドラマチックなレースと同列で語られる様なレースになることを切に願っている。</p>
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		<title>２００９．１２．２０　中山１１Ｒ　朝日杯ＦＳ　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 19 Dec 2009 12:38:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　朝日杯が行われる中山芝1600mは、圧倒的に内枠有利のコースである。このレースの過去１０年の連対馬は全て６枠より内目の馬となっている。出目による偏りという話ではなく、間違いなく７、８枠は死に枠と断じられる傾向である。
 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　朝日杯が行われる中山芝1600mは、圧倒的に内枠有利のコースである。このレースの過去１０年の連対馬は全て６枠より内目の馬となっている。出目による偏りという話ではなく、間違いなく７、８枠は死に枠と断じられる傾向である。</p>
<p>　今回８枠には、前走東京スポーツ杯で２着したトーセンファントムと同レースで勝ち馬から０．４秒差６着に好走したニシノメイゲツが入ったが、上記の内容を踏まえると非常に厳しい戦いになるのは間違いない。</p>
<p>　また、朝日杯は３歳チャンプを決めるレースであり、戦歴としては前走１着であることが望ましい。２００４年のマイネルレコルト、２００６年のドリームジャーニー、２００７年のゴスホークケン以外、すべての馬が前走１着しており、現時点での絶対的な能力や完成度が問われている。</p>
<p>　脚質は、４角４番手以内の先行脚質が最も勝ち馬の傾向にマッチする。４角２桁番手からの差し切り勝ちは平成１８年のドリームジャーニーのみであり、後方からの差し・追い込み一手では勝利までは決して届かないケースが大半である。但し、一方で逃げ切りも難しく、勝ち切ったのはミホノブルボンとゴスホースケンの２頭のみである。よって道中脚を溜めて、勝負処の３角から４角に掛けてスムーズに加速していける馬が勝利に一番近い位置にいることになる。</p>
<p>　上記の条件を踏まえると、人気でも８ローズキングダムが最も欠点がない馬に映る。先行して、終わりも絶対抜かせない勝負根性はここでも大きな武器になる。名門薔薇（ローズ）一族に現れた牡馬の一線級としての好走を期待したい。</p>
<p>　但し、馬券的妙味としては、一番人気必至の馬に全権を託すのは些か興醒めである。ならば、８ローズキングダムより内目の枠を引き、前走東京マイルをレコードタイムで勝ち、中山マイルにも勝ち鞍がある６キングレオポルドに食指が動く。</p>
<p>　キングレオポルドの父はこのレースを快勝し一躍翌年のクラッシック候補として注目を浴びたフジキセキ。フジキセキ自身は翌年の弥生賞快勝後、屈腱炎にかかり、無敗のまま引退し種牡馬になった。ここまでサンデーの後継種牡馬としてコンスタントに優駿を送り出して来たが、いずれの産駒もＧ１ではワンパンチ足りない馬が多いのが特徴である。</p>
<p>　その意味では、Ｇ１の激しい流れでは、６キングレオポルドが勝ち切るのにいま一歩足りないかも知れないが、単勝オッズが１０倍程度付けるなら、十分勝負になると見た。なにより西高東低と呼ばれて久しい馬の質に比べて、このレースの勝利ジョッキーは、関東所属と関西所属では五分であり、ホームのアドバンテージを生かした積極的な騎乗を鞍上の柴田善臣騎手には期待したい。</p>
<p>　近年では、暮れの阪神ラジオＮＩＫＫＥＩ杯の方が翌年のクラッシックに直結しているが、それでも朝日杯の勝ち馬は、世代を代表する馬であることは間違いない。それは過去このレースの勝ち馬の多くが古馬Ｇ１レースの勝ち馬になっていることで証明されている。つまり現時点で最強であることを示すということは、同時に輝かしい未来が開かれることと同意語になるのである。</p>
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		<title>２００９．１２．１３　阪神１１Ｒ　阪神ジュべナイルＦ　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 12 Dec 2009 15:20:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　このレースの過去３年の勝ち馬は全て抽選を突破した条件馬だった。しかし、その顔ぶれは、２００６年ウオッカ、２００７年トールポピー、２００８年ブエナビスタといずれも翌年のクラッシックを制し、後になって振り返ってみれば然も在 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　このレースの過去３年の勝ち馬は全て抽選を突破した条件馬だった。しかし、その顔ぶれは、２００６年ウオッカ、２００７年トールポピー、２００８年ブエナビスタといずれも翌年のクラッシックを制し、後になって振り返ってみれば然も在りなんの実力があっての勝利であった。</p>
<p>　つまり、近年の阪神ジュべナイルＦは２歳戦のＧ１と言えど、早熟馬がフロックで勝てるレースではなくなってきているとも言える。要は確たる実力馬がいる時には、早熟馬が立ち入る隙がないレースだということである。ただそれも結果から漸く明白になる事実ではあることは、ウオッカにしてもトールポピーにしても当時は４番人気馬、３番人気馬でしかなかったことが物語っているのだが。</p>
<p>　現時点の一番人気馬は、新潟２歳ステークスを制した１６シンメイフジ。但し単勝オッズは４．５倍を示しており、勝ち切るまでの信頼は置き難いという評価である。前年のブエナビスタは僅か１勝馬で同様の追い込み脚質であったのに２．２倍のオッズで勝利して見せた。それと比較すると、現時点の実績はシンメイフジの方が数枚上であるにも関わらずこの程度の評価では、衆目の見通し通り、ここを勝つことは難しいと思われる。</p>
<p>　１８アパパネは関東の国枝厩舎の馬。長距離輸送を考慮して、栗東の長期滞在で競馬に臨むがどうだろうか？近１０年、美浦の馬がこのレースを制したのは２００４年のショウナンパントルのみ。その意味では赤松賞をレコードで制した馬であっても評価は少し下がる。積極的に買いたい馬ではない。</p>
<p>　８タガノエリザベートはファンタジーステークスの勝ち馬。そのレースで殿から直線のみで１５頭をゴボウ抜きして勝利した末脚は見事だったが、その極端な戦法がここでもハマるのかと問われれば疑問符が付く。２戦目のききょうＳは５着、３走目のデイリー杯では６着だったことを考えると単勝オッズほどの確率では勝ち切れないと見る。それならむしろ、ファンタジーステークスで圧倒的な一番人気に支持されながら、０．４秒差の４着に敗れた７ラナンキュラスの方がオッズの面からは買う価値があると思う。上位オッズの馬の中では７ラナンキュラスに期待したい。</p>
<p>　他には２ジュエルオブナイル。１２００ｍ戦しか経験しておらず、前走の小倉２歳ステークスからは３ヶ月ぶりの出走になる。通常ならとても買う気にもなれないが、今年のメンバーを見渡した時に戦歴に傷のない馬があまりに少ないことに気が付く。２戦以上の戦歴がある馬で連対率が１００％の馬は１６シンメイフジとこの馬のみ。１６シンメイフジは前述の通り一番人気で旨みがないとの判断なので、２ジュエルオブナイルに戦歴の面から期待したい。鞍上は三浦騎手。武豊の持っていた新人最多勝を塗り替え華々しいデビューを飾った昨年に比べ、今年は芸能人とのスキャンダル以外はさほど目立つ活躍もない現状。ならば三浦騎手には乾坤一擲の勝負時。デビュー２年目でＧ１を制せば再び上昇気流にも乗れることは間違いない。話題性という意味でも是非とも鮮やかな勝利を期待したい。</p>
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		<title>ジャパンカップダート　回顧</title>
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		<pubDate>Sun, 06 Dec 2009 12:59:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[

【回顧】
　群雄割拠のダート界に断を下したのは、衆目が選んだ一番人気のエスポワールシチーだった。１番枠からスムーズに先行すると一度も他馬に交されることなく、影をも踏ませぬ快走で２着馬に３馬身１／２付けてのゴールは、正 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://keibasclub.com/date/20091206.jpg"><img src="http://keibasclub.com/date/20091206.jpg" alt="" width="680" /></a></p>
<p><a target="_blank"></a></p>
<p>【回顧】<br />
　群雄割拠のダート界に断を下したのは、衆目が選んだ一番人気のエスポワールシチーだった。１番枠からスムーズに先行すると一度も他馬に交されることなく、影をも踏ませぬ快走で２着馬に３馬身１／２付けてのゴールは、正に快勝と呼ぶにふさわしい。これにより、２００２年生まれの強いヴァーミリアン世代に引導を渡し、ダートは新たな時代に突入したと言える。</p>
<p>　２着にはシルクメビウス、３着にはゴールデンチケットの両３歳馬が入り、新たなダート世代の層の厚さを見せつける結果ともなった。</p>
<p>　期待した２サクセスブロッケンは、２番枠を生かし直線半ばまでは勝ち馬に追いすがり粘ってみせたが抵抗もそこまで。最後は勝ち馬に振り切られ、ゴール間際で３歳馬２頭に交されては、春のダート王者として、まだまだ復調途上という内容。しかし鞍上の内田騎手がレース後、「勝ち馬は本当に強い。これからのダート界を背負って立つ馬です。」と勝ち馬を最大限に讃えた発言をしたように、サクセスブロッケンをもってしても、エスポワールシチーの強さが際立ったレースだった。</p>
<p>　それにしても今回のＧ１も逃げ馬が勝利してみせた。最上級の格を持つレースでもやはり競馬は逃げ、先行馬が有利。その事実を改めて認識させられたレースだったと言うことである。</p>
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		<title>２００９．１２．０６　阪神１１Ｒ　ジャパンカップダート　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 05 Dec 2009 14:32:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　芝の古馬戦線の層の薄さと比べて、ダートのメンバーは層が厚く、暮れのダート王を決める一戦に３歳馬から７歳馬までの有力馬がずらりと揃った感がある今年のジャパンカップダート。
　特に３歳馬は計５頭出走しており、ＪＤダート覇者 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　芝の古馬戦線の層の薄さと比べて、ダートのメンバーは層が厚く、暮れのダート王を決める一戦に３歳馬から７歳馬までの有力馬がずらりと揃った感がある今年のジャパンカップダート。</p>
<p>　特に３歳馬は計５頭出走しており、ＪＤダート覇者のテスタマッタと今年創設の新潟レパードステークスをレコードで快勝したトランセンドを欠くメンバーであるにも関わらず、これだけの実績馬が顔を揃えるのだから立派なものである。</p>
<p>　但し、予想は別の問題。現実的には４歳以上の古馬５７Ｋの負担重量に比べて１Ｋしかアローワンスがないのはやはり厳しいと言わざるを得ない。今年フェブラリーステークスを制した２サクセスブロッケンにしてもそのレースで２着したカジノドライブにしても、３歳時の当レースでは、古馬の厚い壁に跳ね返されたことを考えれば、実力十分の３歳馬といえど積極的には狙いにくい。</p>
<p>　特に３歳馬の中で人気を集める前走武蔵野ステークスを快勝した１６ワンダーアキュートは、１４Ｋ減った馬体重が不安である。大きな馬体減で好走したツケは次戦に必ず支払わされる。それほどサラブレッドとはデリケートな体調の中でレースを行っている。また前走の鞍上である安藤勝己も今回は５マコトスパルビエロを選んだことと大外枠からの発走を合わせて考えれば、この一戦は非常に厳しい戦いになりそうである。</p>
<p>　しかし一方、ダートの雄４ヴァーミリアンにも不安は見え隠れする。ダートのＧ１８勝は立派だが、内７勝は地方競馬場で上げたものであり、小回りで砂の深いコースに特化した走破能力は、中央のダートではスピード不足の裏返しでもある。前年同レースで３着なのは騎乗した岩田騎手が後ろから行き過ぎた為だが、それを差し引いても中央のＧ１で勝ち負けするには、スピード不足は否めない。もちろん４ヴァーミリアンに前走敗れた５マコトスパルビエロと１４ワンダースピードにも同じことが言え、このメンバーでは恵まれて掲示板に載るのが一杯かも知れない。</p>
<p>　そう考えると、好走という視点では、１エスポワールシチーが最も欠点がない様に写る。ダートは９戦して７勝２着１回、一番大きく負けたのが今年のフェブラリーステークスでサクセスブロッケンから０．２秒差の４着の安定度なら、現時点で単勝一番人気なのも頷ける。唯一の欠点は一番人気馬と言うことだけである。</p>
<p>　また、人気面を考えると１エスポワールシチーをマークできる枠に入った２サクセスブロッケンにどうしても目が行く。勿論、南部杯では１エスポワールシチーに０．７秒差の完敗で、前走の武蔵野ステークスでは今回厳しいと評価したワンダーアキュートに０．９秒差付けられての負けでは、今年のフェブラリーステークスの勝ち馬として不甲斐無いの一言だが、競走馬は幾多の手痛い敗戦を経て完成していくものである。春の段階でカジノドライブを始め、カネヒキリ、エスポワールシチー、ヴァーミリアンをまとめて負かした実力を侮ることはできない。</p>
<p>　実力伯仲であるがゆえに決断は難しいが、２サクセスブロッケンの春秋ダートＧ１連勝に期待を最終結論としたい。</p>
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		<title>ジャパンカップ　回顧</title>
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		<pubDate>Mon, 30 Nov 2009 12:26:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　リーチザクラウンが作り出した1000ｍ通過59.0秒の速い流れを、スタートから4番手で追走したルメール騎乗のウオッカが、直線を向いた直後に力強く抜け出し、ゴール寸前オウケンブルースリに際どく迫られたが、鼻差残し見事に東 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　リーチザクラウンが作り出した1000ｍ通過59.0秒の速い流れを、スタートから4番手で追走したルメール騎乗のウオッカが、直線を向いた直後に力強く抜け出し、ゴール寸前オウケンブルースリに際どく迫られたが、鼻差残し見事に東京競馬場で行われる全てのＧ１を完全制覇する形で激闘に終止符を打った。</p>
<p>　ウオッカの勝ったＧ１は７戦中６勝が東京競馬場で上げたもの。ＪＲＡの競馬場の中で最もスピードと体力の両方を求められるコースで発揮され続けた能力は、この一戦で大団円を迎えたと言える。レース後鼻出血したことが発覚し、有馬記念への出走は叶わなくなったが、それも天の思し召し、これで引退するのが歴史に名をなす名牝の餞と考えれば、競馬のドラマとして美しく、長く競馬ファンの記憶に残り、広く語り継がれる伝説となろう。</p>
<p>　僅か２センチで２着に敗れたオウケンブルースリも立派の一言。音無調教師は負ければ何を言ってもしょうがない。２着はいらない。と語ったとされるが、それでも最強牝馬にただ一頭勝ちにも等しい形まで迫れたのはこの馬のみ。ＣＭでは「まさかまさかの末脚（凄い追い込みの脚）」などと形容して競馬のことなど何にも知らないだろう蒼井優が無邪気に繰り返し視聴者におかしな競馬観の刷り込みを図っているが、この秋の一連のＧ１戦を見るだけでも、競馬はやはり前に付けた方が有利なのは周知の事実。この一点に於いて追い込み馬のオウケンブルースリが僅かに勝ち馬に届かなかったのはまっとうな競馬ではよくある方のパターンであり、競馬の難しさでもある。</p>
<p>　３着には３歳牝馬のレッドディザイア。ブエナビスタと比肩する実力は本物。脚質を考えれば、今後堅実な成績を上げるのはブエナビスタよりも案外この馬の方かも知れない。どちらにしても、来年以降ＪＲＡの競馬を牽引していくのは、ブエナビスタとこの馬に違いない。また最強牝馬が去っても、新たな牝馬の歴史が生まれる。それはある意味、サンデーサイレンスの死後以降、日本の競馬が抱えている問題を示しているのかもしれない。</p>
<p>　欧州実力馬のコンデュイットは４着。前走から中２週しかない強行軍でこの成績は立派。岡田氏が種牡馬として高額で買い取っただけの実力は示せた。</p>
<p>　強い馬が本当に強いレースをする競馬。それを見れたのが今年のジャパンカップだったということである。</p>
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		<title>２００９．１１．２９　東京１０Ｒ　ジャパンカップ　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 28 Nov 2009 11:44:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　「本命不在」今年の古馬Ｇ１戦全てに共通する事柄だが、国内最高峰の賞金レースであるジャパンカップに於いても、この不安は付きまとっている。
　暫定であるが一番人気は、この秋未勝利の５ウオッカ。いずれのレースも堅実ではあるが [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　「本命不在」今年の古馬Ｇ１戦全てに共通する事柄だが、国内最高峰の賞金レースであるジャパンカップに於いても、この不安は付きまとっている。</p>
<p>　暫定であるが一番人気は、この秋未勝利の５ウオッカ。いずれのレースも堅実ではあるが、春のマイル戦で見せた絶対的な能力は発揮されていない。まして今回の鞍上は武豊ではなくルメール。勿論世界レベルの騎手なので武以上の騎乗になる可能性も高いが、それでも手代わりはマイナス要因になるだろう。</p>
<p>　前年の覇者１８スクリーンヒーローとて、前走天皇賞秋での好走を受けての人気だけで、前年のこのレースを勝ってから一勝もしていないようでは到底人気を考えれば本命視できる筈もない。</p>
<p>　ＢＣターフを連覇して日本での種牡馬入りが確定している１６コンデュイットにしても凱旋門賞を含む激走を経ての挑戦では、過去の同種の来日馬と同様に掲示板に載るのが一杯と見たほうが納得性はある。</p>
<p>　ならばここは忘れられた実力馬に奮起を期待したい。中でも４エイシンデュピティは２００８年の宝塚記念馬。脚部不安で１年３ヵ月ぶりのオールカマー、天皇賞秋の２戦を経て調子は確実に上向いている。今週の坂路が４９．９秒の一番時計なら完全復活と見てよいのではなかろうか。無論同脚質の９リーチザクラウンや１番枠に入った１アサクサキングスなどとの兼ね合いがあり逃げ込みを図るのは難しいだろうが、それでもこのメンバーなら前に付ける脚を持った馬に展開のメリットがあると見る。よってこのレースの本命は４エイシンデュピティとしたい。</p>
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		<title>２００９．１１．２２　京都１１Ｒ　マイルチャンピオンＳ　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 21 Nov 2009 11:24:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　今年のマイルチャンピオンシップは、Ｇ１の舞台にも関わらず、現在の日本競馬界のトップ２である武豊、安藤勝己両騎手ともに騎乗しない非常に珍しいレースになった。いつものＧ１なら、どちらかが有力馬を駆り、良くも悪くもレースの中 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　今年のマイルチャンピオンシップは、Ｇ１の舞台にも関わらず、現在の日本競馬界のトップ２である武豊、安藤勝己両騎手ともに騎乗しない非常に珍しいレースになった。いつものＧ１なら、どちらかが有力馬を駆り、良くも悪くもレースの中心を形成していくにも関わらず、このレースでは参加さえしないという点に、レースの混迷度が見て取れる。</p>
<p>　人気の中心は８歳馬ながら、この秋毎日王冠、天皇賞秋を制し、これを最後に種牡馬になることが決定している４カンパニー。両レースともに現役最強馬であるウオッカを降しての勝利だけに、その価値はここに来て漸く高く評価され、前２走は１０倍を超える単勝オッズだったにも関わらず、今回は前売り段階で２．６倍の一番人気に奉られている。</p>
<p>　しかしメンバー的にいかに優位であっても、マイルの連対率実績は５０％を下回り、トータル戦歴でも連対率が５０％を切る老兵には、かなり過剰人気にも見える。いかに完璧な仕上げを施されたとしても、この先重要な仕事を控える馬の引退レースが全力であることはない。絶対避けなければさらない事態が故障である以上、極限の実力を出せる筈がないし、またそうであってはならないのは当時者にとってあたり前のこと。過去の事例を紐解いても、完璧な成績を誇った日本競馬の歴史に名を刻むタイキシャトルでさえ引退レースが３着であったことを考えれば、手薄なメンバー相手としても４カンパニーの単勝に食指を動かされることはない。</p>
<p>　むしろ予想は逆に行くべき。逆の発想とは、引退のはなむけは決して勝利して終わることではないという思考。老兵への引退の最高のはなむけとは、若い力の台頭であるべきという考え方である。</p>
<p>　相撲で例えるなら、初代貴乃花の引退には千代の富士の台頭があり、、また千代の富士も貴乃花の実の息子である貴花田の台頭で引退を悟るのである。</p>
<p>　競馬に於いてもしかりである。若い力の台頭を知り引退するのが老兵の美学であり、それこそが勝負の世界ではいつの時代も変わらぬ理なのである。</p>
<p>　ならばここでの台頭を期待する馬はどれか？それには現状の競馬を考える必要があるだろう。ひとつ言えることは、今年の３歳場は芝、ダート問わずに強い。これは古馬の層の薄さにも起因しているのだろうが、土曜に行われた福島メインの福島記念Ｇ３でも京都メインのトパーズステークスでもいずれも勝ち馬が３歳馬であることからもその一端は見て取れる。</p>
<p>　その土曜の福島記念Ｇ３の覇者サニーサンデーをラジオ日経賞で破ったのが、１４ストロングガルーダである。ラジオ日経賞では後に神戸新聞杯をレコードタイムで制するイコピコも参加しており（勝ち馬ストロングガルーダから０．２秒差の４着、田中勝春騎乗）、その意味では勝利の価値も高いと言える。</p>
<p>　ならば大穴の部類になるが、３歳馬の１４ストロングガルーダに期待してみたい。</p>
<p>　かつては一番堅いＧ１レースとして君臨したマイルチャンピオンＳ。しかしそれでも馬連の時代に１０万馬券を輩出したことのあるレースでもある。荒れの部分で言えば、今年もそれに負けず劣らずの波乱の要素はプンプンと臭っているのは間違いないところだと思うのだが。</p>
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		<title>エリザベス女王杯　回顧</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Nov 2009 08:27:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[

【回顧】
　このレースの勝馬になった７クィーンスプマンテの上がり３ハロンタイムは３６．８秒、２着に踏ん張った１１ティエムプリテュアの上がりタイムは３６．９秒、それより約４秒も速い上がりタイムの３２．９秒を計測した１６ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://keibasclub.com/date/20091101.jpg"><img src="http://keibasclub.com/date/20091115.jpg" alt="" width="680" /></a></p>
<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=59LZgTUj1C0" target="_blank"></a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　このレースの勝馬になった７クィーンスプマンテの上がり３ハロンタイムは３６．８秒、２着に踏ん張った１１ティエムプリテュアの上がりタイムは３６．９秒、それより約４秒も速い上がりタイムの３２．９秒を計測した１６ブエナビスタが３着なのだから、やはり競馬は難しいという他はない。</p>
<p>　但し、一つだけはっきりしているのは、追い込み脚質で同期の牝馬相手にも確たる差を付け勝利してきた訳ではない牝馬にとって、単勝１．６倍のオッズは過剰人気でしかないという現実だけである。</p>
<p>　単勝オッズ１．６倍とは、丁度全体の５０％を占める売上である。つまり、ブエナビスタに賭けるか、ブエナビスタを除くその他全ての馬に賭けるかの丁度分岐点に当たる。その視点からは、今回もブエナビスタを切る方向が正しかったというだけの結果である。</p>
<p>　ブエナビスタの圧倒的競争能力は認めるとしても、追い込み脚質の人気馬には恵まれる勝利に薄く、外す方向にしか馬券的メリットは存在しないのは明白である。この点だけはいつの時代も間違いない馬券戦略だと思う。（但し、それでも勝ち馬をピックアップするのは至難の作業ではあるが・・・。）今後も過剰人気が続くのならば、やはりブエナビスタの馬券は切りの方向で考えられれば、儲かる馬になることは間違いない。</p>
<p>　一方、小島茂厩舎にとっては前年の秋華賞勝ちに続く二つ目のＧ１奪取。美浦の所属馬なので西高東低の現在の競馬に於いては常に人気の盲点になるが、ケレン味のない逃げ戦法を駆使しての勝利は、見事の一言。馬、騎手、厩舎全てが地味だが、それゆえに一層この勝利の価値は大きい。但し忘れてはならないのは今回の勝利はフロックであること。次戦以降人気になるようなら、この馬を選択した馬券の妙味は全くないだろう。</p>
<p>　２着に残った１１テイエムプリキュアも今年一月の日経新春杯以来の粘り腰だった。鞍上もＧ１とは縁遠いだけに、全く人気がなかったが、ハマれば大舞台でもまだまだ健在であることを見せつけることはできた。こちらも人気がなければ、まだまだ活躍する場もあるかも知れない。</p>
<p>　唯一の外国馬１０シャラナヤも４１６Ｋの小柄な牝馬ながら、やはりＧ１馬の貫録は見せつけてくれた。ルメールの手綱捌きも上手いのだろうが、それでも軽めの調教だけでここまでの実力を発揮するのだから、国際レーティング１２０という数字も強ち誇大広告ではなかったということである。国際化の波が一段と増すようになれば、この手の外国産馬の参加も増え、今後一層馬券の買い方は難しくなっていくだろう。</p>
<p>　最後に、競馬で荒れる条件は大きく分けて４つある。多頭数、牝馬限定戦、荒れ馬場、ハンデ戦。その内の３つの条件を含んでいたこのレースが、３連単馬券で１００万馬券になるのは、ある意味当然の成り行きであり、正にその傾向に合致した結果のレースになったのが今年のエリザベス女王杯であったということである。</p>
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		<title>２００９．１１．１５　京都１１Ｒ　エリザベス女王杯　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 14 Nov 2009 11:05:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　１６ブエナビスタにとって、最大のライバルであるレッドデザイアがいないここは是が非でも勝たねばならない一戦であろう。しかし、春一連のレースでは秒差なしでも勝利の女神は当馬に微笑んでいたが、札幌記念以降の復帰レースではそれ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　１６ブエナビスタにとって、最大のライバルであるレッドデザイアがいないここは是が非でも勝たねばならない一戦であろう。しかし、春一連のレースでは秒差なしでも勝利の女神は当馬に微笑んでいたが、札幌記念以降の復帰レースではそれも一変し、いずれのレースも僅かの差で敗れ去っており、秋華賞では降着のおまけまでついてツキもない。</p>
<p>　圧倒的な競争能力を持っているとしても、追い込み脚質の競馬とは、いつの時代も変わることない不変の法則と呼べる結末でもある。</p>
<p>　にも関わらず懲りずに今回もこの馬が断然の人気になっており、これも競馬の真実の一端であるのは間違いないが、ブエナビスタに賭け続ける側の人間が、馬券で儲ける人種になるには、どれほど深遠な溝があるのかと考えるだけで、ブエナビスタに食指が動かされることなど全くない。</p>
<p>　断然の一番人気馬に賭けるとは、負けを許されない宿命を背負うことである。１度の負けを取り返すためには少なくとも２度の勝利が必要であり、負けの倍以上の労力がその瞬間負債として振り掛かる。そうなった場合、次戦に向かう場合の心理的負担は計り知れない。必ず勝てるであろう馬を選定し、僅かなデメリットも許すことはできない。しかし漸く選んだ確勝馬も騎手の出遅れ一つで水泡に帰す競馬というゲームでは、危険負担を含めた本命馬に賭けるメリットはどこにも存在しないのである。</p>
<p>　無論、ブエナビスタは今回も勝ち負けレベルの競馬を繰り返すであろうが、それでも僅かな差であれ負けに賭ける方が、何倍も至福の瞬間を味わえることは間違いない。既に秋だけで２連敗しているブエナビスタなら、今回も外れる方向で考えたい。</p>
<p>　ならばブエナビスタに対抗しうる馬はどれなのか？</p>
<p>　秋華賞の内回り２０００ｍの競馬から外回り２２００ｍの競馬に変わり１６ブエナビスタはいつもの様に末脚にかけるのはまず間違いない。ならば対極に位置する内目から先行して押し切れる脚を持った馬を狙い目としたい。　</p>
<p>　この条件に符合しそうなのは８カワカミプリンセスと藤原厩舎の４ジェルミナル辺りか。カンパニーで天皇賞秋を制し勢いに乗る横山典とこのコースを得意とする福永なら、騎手の観点からも期待は大きい。</p>
<p>　カワカミプリンセスはかつての女王としての輝きを取り戻せるか、ジェルミナルは今年のクラッシック戦線での善戦止まりの立場からの脱却なるかという命題に向かうことになる。無論２頭の他にも好走を予感させる馬は多数いるが、先行抜け出しを狙えそうなこの２頭には特に注目してみたい。　</p>
]]></content:encoded>
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		<title>２００９．１１．０８　東京１１Ｒ　アルゼンチン共和国杯　Ｇ２</title>
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		<pubDate>Sat, 07 Nov 2009 11:48:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　秋のＧ１戦の狭間。今週の競馬はＧ２クラスでは珍しいハンデ戦のアルゼンチン共和国杯である。
　前年は２番人気で２着した１７ジャガーメイルが、今回は鞍上をスミヨンに替え、万全の体制で出走してきた。東京コース５戦して３勝、２ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　秋のＧ１戦の狭間。今週の競馬はＧ２クラスでは珍しいハンデ戦のアルゼンチン共和国杯である。</p>
<p>　前年は２番人気で２着した１７ジャガーメイルが、今回は鞍上をスミヨンに替え、万全の体制で出走してきた。東京コース５戦して３勝、２着２回の連対率１００％の実績からおそらく最終的には単勝一番人気に支持されるとは思うが、その支持通り堅く収まるかと言えば、答えは全くＮＯである。</p>
<p>　過去１０年のこのレースの覇者を見ても、一番人気でこのレースを制したのは２００６年のトウショウナイトただ１頭のみ。とすれば、今回も１７ジャガーメイルにとって厳しい戦いになるのは間違いない。現時点のオッズを見ても９スマートギアに続く４．８倍の単勝２番人気なのも、ジャガーメイルが頭になると言うよりも善戦止まりでしかない予測の現れである。</p>
<p>　ならば、ここは７トーホウアランと１４サンライズマックスの最重量負担馬２頭に期待する。</p>
<p>　トーホウアランは京都大賞典では２番人気に支持されたが、８着と惨敗した為人気にはならない。しかし前走は目標を先に置き調教の軽さがマイナスに作用し、大外枠発進の不利も相まっただけで決して力負けではない。びっしり追われた今回は巻き返すだけの出来にあるのは明白で、このオッズなら積極的に賭けてみたい。</p>
<p>　１７サンライズマックスはカンパニーで前週天皇賞秋を制した横山典弘騎手が手綱を取るのがなにより魅力。天皇賞春時にはジャガーメイルに先着した馬自体の実績を考えれば、一叩きされたここでは当然期待十分である。</p>
<p>　展開一つでいくらでも着順が入れ替わるメンバーだろうが、それだからこそここではオッズに妙味がある２頭に是非とも頑張って欲しいものである。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>天皇賞秋　回顧</title>
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		<pubDate>Sun, 01 Nov 2009 14:04:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[
天皇賞秋　動画
【回顧】
　今年の天皇賞馬は８歳馬のカンパニー。この馬齢での平地Ｇ１勝利はＪＲＡ史上初の快挙とのこと。競馬に於けるデータは厭くまで過去のものでしかないことを改めて証明して見せた。過去のデータが導く高い障 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://keibasclub.com/date/20091101.jpg"><img src="http://keibasclub.com/date/20091101.jpg" alt="" width="680" /></a></p>
<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=59LZgTUj1C0" target="_blank">天皇賞秋　動画</a></p>
<p>【回顧】<br />
　今年の天皇賞馬は８歳馬のカンパニー。この馬齢での平地Ｇ１勝利はＪＲＡ史上初の快挙とのこと。競馬に於けるデータは厭くまで過去のものでしかないことを改めて証明して見せた。過去のデータが導く高い障壁を乗り越え、前走でウオッカを破った実力を再びこの大舞台で示してみせた。人馬ともに無駄のない百戦錬磨のレース巧者ぶりを発揮しての勝ちは、馬、騎手、厩舎、全ての仕事が完璧に遂行された結果であり、絶賛に値する見事な勝利だった。</p>
<p>　注目のウオッカは惜しくも３着。しかし、人気を考えなければ今回も堅実で確実なレースは出来たとは思う。ウオッカの近走では珍しく後方になったものの、これは鞍上が意識して取った戦略。上がりの脚を極限まで引き出す為の乗り方で、且つ勝ち切る為の選択としては間違いなかったとは思う。ただ惜しむらくは前年程のハイペースにならなかったことと直線はスムーズに馬群を捌き切れなかった二点。</p>
<p>　だがそれだけのマイナスを重ねてもウオッカには勝ち切るだけの運と実力が備わっていると胆を括った鞍上の想いが届かなかっただけの結末である。それだけ勝つということは難しい作業ということである。また、この点だけは過去のデータを踏襲してしまったとも言える。そして、それこそが競馬の過酷な現実を示していることは間違いない。</p>
<p>　驚いたのは２着に踏ん張ったスクリーンヒーロー。プリンカーを付け、北村宏司がうまく立ち回ったことが好走の要因ではあるが、前年のジャパンカップを勝ったという事実を改めて思い返さずにはいられない走りであった。しかしそれを差し引いても、内目の先行馬であることのメリットを生かし、好走できた現実は、正に僥倖と呼べるものである。</p>
<p>　４着にはオウケンブルースリ、５着にシンゲン。オウケンブルースリは京都大賞典を５９Ｋの斥量で制して見せたが、まだまだ腰が甘く、才能だけで走っている状態。にも関わらずここまで好走できている点は大いに評価したい。次戦以降もまだまだ目が離せない存在であることは間違いない。また、シンゲンは今回もレース前に気合が乗り過ぎていた。この着順も気性のマイナスを思えば妥当な結果であろう。しかし一方で東京コースならやはり走る馬であるとは改めて認識しておきたい。</p>
<p>　期待した８キャプテントゥーレは１２着。こちらは東京コースが全く合わなかった。息を入れる暇もなく、直線の長いコースで速い上がりが要求されるレースではここらあたりが妥当な着順であっても仕方がないという結果である。　</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．１１．０１　東京１１Ｒ　天皇賞秋　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Oct 2009 10:38:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　メジロマックイーンのスタート直後の大斜行による失格処分の１９９１年、骨折後久々での出走であったトウカイテイオーがハイペースに巻き込まれ大失速した１９９２年、連対率１００％を誇り、Ｇ１２勝を含むその年の出走した全てのレー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　メジロマックイーンのスタート直後の大斜行による失格処分の１９９１年、骨折後久々での出走であったトウカイテイオーがハイペースに巻き込まれ大失速した１９９２年、連対率１００％を誇り、Ｇ１２勝を含むその年の出走した全てのレースを制してきたビワハヤヒデが初めて馬群に沈んだ１９９３年、稀代の快速馬サイレンススズカが４角で脚を取られターフに散った１９９８年と悲哀に満ちたエピソードを交えつつかつては１番人気馬が最も勝つことが難しいＧ１レースとされたのがこの天皇賞秋である。</p>
<p>　時は進みテイエムオペラオーが２００１年一番人気でそのジンクスを破ってからオペラオーを含め５頭の馬が一番人気でこのレースを制し、今ではどちらかと言えば堅いＧ１の一つとして数えられる。</p>
<p>　しかし、３歳時にこのレースを制したバブルガムフェローが充実の４歳時に一番人気で２着に敗れ、先に挙げたテイエムオペラオーも翌年の同レースで２着に敗れ、ゼンノロブロイも全く同じくこのレースを制した翌年に２着に敗れ去った例を見れば、このレースを連覇するのがいかに難しいことかが窺える。</p>
<p>　その理由としては、諸説あるだろうが、１つ言えるのは、競走馬が自身の持つ競争能力の最高値を数年レベルでは持続できないことが挙げられる。競走馬もアスリートである以上、能力値は必ずどこかで頂点を迎え、それを過ぎると逓減していくのは自然の摂理なのである。レースを制した時が最高潮時とすれば翌年は前年レベルの能力を発揮し難いということであり、それは稀代の名牝ウオッカとて決して例外ではないということである。</p>
<p>　ウオッカを管理する角居調教師は現時点でもウオッカが成長し続けており、その限界点を見てみたい気持ちがあると語っているが、２歳時から卓越した才能を披露してきた当馬の頂点がまだ先にあると仮定するのは前述の様にサラブレッドの常識では異質であり、馬券を買う立場からは少々危険な希望的観測の様に映る。</p>
<p>　今年の７ウオッカを考えれば、過去の範に擬え、指定席としては２着がピタリと符号しそうな気がしてならない。</p>
<p>　また、３歳時のダービーの鮮やかな勝ち方や昨年の歴史に残るてこのレースのイメージが強すぎて２４００ｍまでならその能力を全評価してしまいがちであるが、下記のデータを見ればウオッカの距離に対する一つの疑念が湧く。</p>
<p>ウオッカの距離別成績<br />
１６００ｍ　　　　　　９戦【７-２-０-０】<br />
１７００～２０００ｍ ７戦【１-３-１-３】天皇賞(秋)１着<br />
２１００ｍ以上　　　６戦【１-０-１-４】日本ダービー１着</p>
<p>　上記のデータからはウオッカの最も得意とする距離はマイル戦なのは間違いない。今年のヴィクトリアマイルや安田記念の鮮やかな勝ち方、それと比較して休み明けとは言え昨年、今年と続けてゴール前甘くなった毎日王冠のレース振りを比べればその距離特性はイメージとしても顕著に違いが分かる。そう理由付ければ、昨年のこのレースでもゴールの瞬間の厳しさはウオッカ自身の得意距離ではなかったことが遠因している気がする。勿論圧倒的能力が距離の限界を打ち破って来たからダービーでも昨年の天皇賞でも勝てたのではあるが、昨年より一つ歳を経た今年のウオッカが昨年以上のパフォーマンスを演ずることができる保証はどこにもない。</p>
<p>　むしろ全体としても６歳以上馬に良績がないこのレースで、一つ歳を取ったことはマイナス要因として考えたい。よって連単系の馬券を購入するなら、ウオッカを２着付けにした馬券を推奨する。</p>
<p>　では、１着の可能性のある馬はどの馬になるか？</p>
<p>　適性的には東京芝８戦６勝の１０シンゲンに目が行く。しかし、当馬は６歳馬、先に挙げた条件からは強くは推せない。また前走ウオッカを破った３カンパニーも８歳ではとても買えない。</p>
<p>　ならば残った馬は８キャプテントゥーレと１５オウケンブルースリしかいない。特に８キャプテントゥーレはアグネスタキオン産駒。前年ウオッカに際どく迫ったダイワスカーレットとディープスカイがともにアグネスタキオン産駒であったことを考えればこの馬への期待は大きい。</p>
<p>　ウオッカは確かに歴史に残る偉大なサラブレッドであることは間違いない。しかし、サラブレッドの栄華はあまりに短い。そして、その終わりはいつも突然に、あまりに呆気なく訪れるのが競馬の常識であり、繰り返されるサラブレッドの歴史であることは決して忘れてはならない事実なのである。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>菊花賞　回顧</title>
		<link>http://keibasclub.com/?p=736</link>
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		<pubDate>Sun, 25 Oct 2009 15:23:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[
菊花賞　動画
【回顧】
　このレースやはり逃げの手に出たのは、一番人気に推された９リーチザクラウンだった。1000m毎のラップタイムは５９.９－６３.２－６０.４と逃げ馬が勝ち切るには見事な時計を刻んだが、それでも勝ち [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://keibasclub.com/date/20091025.jpg"><img src="http://keibasclub.com/date/20091025.jpg" alt="" width="680" /></a></p>
<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=iImQMkOTla4" target="_blank">菊花賞　動画</a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　このレースやはり逃げの手に出たのは、一番人気に推された９リーチザクラウンだった。1000m毎のラップタイムは<span style="COLOR: #0000ff">５９.９－６３.２－６０.４</span>と逃げ馬が勝ち切るには見事な時計を刻んだが、それでも勝ち馬に０．４秒足りなかったのは単純に長距離適性の差。残念だが、3000mの長丁場ではリーチザクラウンに分が悪かった。</p>
<p>　ただ、レース前から異常に発汗しやや入れ込んでいた気性の中でのパフォーマンスを考えたなら、十分健闘した部類と思える。今後は中距離路線に活路を見出し、どこまでやれるか楽しみにしたい。</p>
<p>　代わりに上位に食い込んだのはダンスインザダーク産駒の2頭。菊花賞というレースの性質を考えた場合、その血がやはり最後にはものを言ったというべきか。内枠発進のコース利も加わり、終わってみれば血統的側面からは全く妥当な菊花賞になったともいえる。</p>
<p>　１スリーロールスの浜中騎手はデビュー３年目にして、クラッシック勝ちのＧ１ジョッキーに仲間入り。若手の中でも抜きんでた手綱捌きが大一番でも発揮できるあたり、これを機に今後も益々素晴らしい騎乗を見せてくれるに違いない。人馬ともに今後も大いに期待したい。</p>
<p>　惜しくもハナ差２着は吉田隼人騎乗の３フォゲッタブル。こちらもあとわずかだったが、勝負は非情。この秋のＧ１でまたもゴール瞬間の明暗がほんの僅かな差で分かつ結果となった。しかし、レース自体は先に繋がる内容でもあり、悲観するだけの結果ではない。稀代の名牝を母に持つこの馬を駆って、吉田隼人騎手には、来年の天皇賞春で是非とも雪辱を果たして欲しいものである。</p>
<p>　３着のセイウンワンダーもこの距離で大健闘した走りだった。距離は持ったがやはりこの距離は長過ぎた。今後自身の得意とする中距離では更なる活躍を期待できるだろう。</p>
<p>　１４イコピコは予想通りの着順。陣営としては満足いく結果ではないだろうが、得意の距離に戻れば、この馬も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることは間違いない。その意味で悪くはない結果だと思える。</p>
<p>　残念なのは１５着に敗れたアンライバルド。春の輝かしい実績を掻き消すような敗戦はスキャンダラスでさえある。ただそれだけに次戦以降のこの馬の人気は注目したい。人気なら無条件で切りだが、能力の高さ自体は疑う必要なく、必要以上に人気を落とすようであれば、美味しい配当にありつける場面に遭遇できることは必至だとは思う。</p>
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		<title>２００９．１０．２５　京都１１Ｒ　菊花賞　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 24 Oct 2009 11:01:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　過去８年間の菊花賞でトライアルレースに神戸新聞杯を使った組が３着以内に入ったのは２４頭のうち実に１５頭に上る。しかし神戸新聞杯の勝馬でこのレースを制した馬はディープインパクト一頭のみ。つまりは中距離の切れで勝ち上がった [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　過去８年間の菊花賞でトライアルレースに神戸新聞杯を使った組が３着以内に入ったのは２４頭のうち実に１５頭に上る。しかし神戸新聞杯の勝馬でこのレースを制した馬はディープインパクト一頭のみ。つまりは中距離の切れで勝ち上がった馬の特性は3000mのステイヤーレースではマイナスに作用していることになる。</p>
<p>　今年はレースレコードで一躍主役に躍り出た１４イコピコが挑戦するが、前記の例を用いれば、人気馬の中では一番危険な狙い目となる。具体的なイメージとしては、平成７年度のドリームジャーニーに似た結果（神戸新聞杯１着→菊花賞５着）が一番ピタリと当てはまる。</p>
<p>　しかし、一方道中掛かり通しで４着に敗れた５アンライバルドにも同じことは言える。ダービー以来の休み明けで全く競馬にならなかったアンライバルドだが、まともならイコピコに負けず劣らずの末脚で勝利するだけの素質を疑う余地はなかった筈である。折り合いさえ付けば今回はと思いがちだが、中距離の切れを身上とする当馬にとっても菊花賞は鬼門のレースとなりそうである。</p>
<p>　ならば消去法的には人気になるだろうが１０リーチザクラウンにどうしても目が行く。勿論前走大幅に減らした馬体重の回復が絶対条件になるが、それでもこのメンバーなら優位は動かないだろう。しかし、この馬にも大きな弱点も見え隠れする。今回も逃げるのは１０リーチザクラウンで間違いないという点である。</p>
<p>　ダービー時にも書いたが、鞍上の武豊自身７０勝以上あげているＧ１の中で、何と一度も逃げて勝ったことがないのが気がかりである。ただそれ以上に人気馬の逃げとは競馬に於ける必勝の定石にはならないのである。</p>
<p>　競馬に於ける逃げ戦法が一番上手く嵌るのはノーマークの時である。しかし人気馬になればなるほど他馬から目標にされ、人気に反比例する形で勝ち切る確率は逓減していく。つまり強い逃げ馬とは自らを目標にさせることで、後ろから追いかける馬の差し脚を削り取っていくものでなくてはならない。</p>
<p>　かつてミホノブルボンで無敗の三冠に挑戦した戸山調教師は、ライスシャワーに敗れた菊花賞の後、逃げれなかったというより、ブルボンのペースでなぜ走らせなかったと主戦の小島貞に問いかけたという。１ハロン１２．０秒のペースで3000mを走り切るという、当初の計画である肉を切らせて骨を断つといった自らにも厳しい走りを体現できなかったことを悔い、その思いのままに愛弟子である小島を問い詰めた。そのペースで走ればブルボン自身大惨敗を記していたかもしれないが、稀代のステイヤーであったライスシャワーを振り切って勝つ為には、逃げ馬自身が楽な流れでは決して成すことはないというのが戸山氏の考えであり、それを体現できるだけの調教をブルボン自身に強いてきた自負の表れであった。つまり強いとされる馬が逃げるとはかくも厳しい走りを自身にも課すものでなくてはならないのである。Ｇ１レベルのレースなら尚更である。</p>
<p>　然したるステイヤーも見受けられない今年のメンバーではあるが、９リーチザクラウンの逃げにそこまでの大義を見出すことができる筈もない。９リーチザクラウンの好走は間違いないとは思うが、勝ち切るまでの信頼は全くない。つまり複勝やワイドや３連複の軸には最適だが、単勝や馬単の頭では９を決して買いたくはないということである。</p>
<p>　ならば本線はどの馬か？</p>
<p>　どの馬も一長一短だが、その中では手が川田に戻る１７アドマイヤメジャーに託したい。前走のセントライト記念では珍しく安勝が出遅れ、道中その所為で気負って走っていたが、最後は勝馬に０．２秒差まで追い上げて４着に食い込んでいる。もともとは折り合えるし、先行して長く良い脚を使えるタイプ。ノーザンファームの馬でアドマイヤの冠なら菊花賞馬のイメージとしても悪くはない。４４０Ｋ台の小兵のマイナス要素はあるが、現時点の単勝オッズが１５倍台なら賭けるには値すると見た。</p>
<p>　ただ結論としては、難解なレースの一言。よって馬券は程程にして、武豊の逃げとそれに迫る馬達の鎬の削り合いに注目するレースとしたい。</p>
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		<title>秋華賞　回顧</title>
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		<pubDate>Sun, 18 Oct 2009 13:59:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[
秋華賞　動画
【回顧】
　ゴール間際は、今年の牝馬クラッシックレース過去二戦の再現。しかし今回は一足先に抜け出した５レッドディザイアに凱歌が上がった。後にはこの結末も３ブエナビスタの３着降着というケチが付いたが、２頭の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://keibasclub.com/date/20091018.jpg"><img src="http://keibasclub.com/date/20091018.jpg" alt="" width="680" /></a></p>
<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=fjKXXuF0u3I" target="_blank">秋華賞　動画</a></p>
<p>【回顧】<br />
　ゴール間際は、今年の牝馬クラッシックレース過去二戦の再現。しかし今回は一足先に抜け出した５レッドディザイアに凱歌が上がった。後にはこの結末も３ブエナビスタの３着降着というケチが付いたが、２頭の実力は間違いなく、脚質や適正に関係なく強い馬が実力を出し切ったレースではあった。今後一級品の古馬との対戦に舞台は移るが、２頭には今後も互いにライバル視し合い、更なる高見に登って欲しいものである。</p>
<p>　ただ当サイトの予想としてはあと一歩。１２ブロードストリートには降着の原因となる不利があり、前半1000mが58.0秒のハイラップであるなら１０クーデグレイスも４着が精一杯だったのも仕方がない。が、１０にあと0.1秒アローワンスが生まれていれば、予想の結果は１８０度違い、完勝と呼べる程の内容になっていたのだが、棚ぼたの勝利にもあと一歩届かなかったのは正直なところ誠に残念ではある。</p>
<p>　しかし、パドックでは歩様も硬く前走の疲れも抜けきっていない様に見えた１０クーデグレイスがここまでよく健闘できたと見るべきかも知れない。また、それ以上に上位馬の絶対的能力が数段上だったということである。</p>
<p>　そして付け加えるならば、トリッキーなコースであるのを重々理解した上で、インをきっちり回りきった上位馬に騎乗した騎手の確かなジョッキーの腕が、この結果に繋がったのは間違いないとは思う。特にレッドディザイアに関しては、上位３頭に食い込んだ馬の中で真っ先に仕掛け、凌ぎ切ってみせた。いつもはやや溜め気味に仕掛ける四位騎手がここまで思い切って騎乗できたのも、松永幹夫調教師を中心とした厩舎スタッフの仕事ぶりを信じ、それに見事に応えられる完璧な仕上げがあればこその結末であることは間違いないことである。</p>
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		<title>２００９．１０．１８　京都１１Ｒ　秋華賞　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 17 Oct 2009 09:42:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　京都芝2000m内回りコースは、騎手の間では決して一番人気の馬で参加したくないコースとして有名である。スタンド前からスタートして、１コーナーまでの距離が３０８.７ｍ。スタートしてから１コーナーまで、また１コーナーから２ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　京都芝2000m内回りコースは、騎手の間では決して一番人気の馬で参加したくないコースとして有名である。スタンド前からスタートして、１コーナーまでの距離が３０８.７ｍ。スタートしてから１コーナーまで、また１コーナーから２コーナーまでの距離が短く、先行ポジション争いは自然と激しくなる。</p>
<p>　しかし、一方で「先行争い激化」のイメージが先行してしまうと、ジョッキー達も意識し、逆にスローペースを形成してしまうこともあるということになる。また、３コーナーから下りが続き、かつ直線が平坦なことによって、前に行っている馬は簡単には止まらない。要はここでも先行有利の要素は残る。</p>
<p>　このレースで近年差し脚質傾向の一番人気馬が勝てないのは、ひとえにこのコース形態に起因していると言える。</p>
<p>　今年の怒涛の追い込み脚質でありながら、圧倒的な競争能力を有している３ブエナビスタは、はたしてどうだろうか？</p>
<p>　この１０年の秋華賞で３ブエナビスタに似た脚質の馬がこのレースを制したのは一例のみ。０４年のスィープトウショウは４角ほぼ最後方の位置から上がり33.9秒の脚を使いトップでゴールを駆け抜けた。</p>
<p>　現時点の能力値から言えば、後に牡馬混合の宝塚記念を制した名牝と些かも見劣りする様に見えない３ブエナビスタではあっても、単勝オッズ２．１倍の一番人気では妙味は全くない。しかもチューリップ賞から前走の札幌記念まで全て１．５倍以下の圧倒的人気していたのが、その人気にも陰りが見えるあたり、大勢の思惑も今までよりも一層難しいレースになると見ているのは明白である。得てしてこのパターンでは頭にブエナビスタを据えるには少々危ないと考える方が妥当性はある。</p>
<p>　ただ今年のメンバーを見渡す限り、昨年の様な波乱のレースになることもないとも思う。ならば本線は３ブエナビスタの次点から選びたい。</p>
<p>　妥当な線では５レッドディザイアだが、こちらもやや後方からの脚質なのは気に掛かる。鞍上の四位騎手も負けるほどに位置取りが後ろになりがちで、勝負に勝って現実のレースでは惜しい敗戦を繰り返すタイプだけに全幅の信頼は置き難い。</p>
<p>　それならば、ローズステークスで完勝して見せた１２ブロードストリートの方が魅力はある。積極的な騎乗ができれば、あるいは前走の再現を期待できると見た。藤原英昭調教師の馬に藤田ならデータ的には信頼度は高い。</p>
<p>　ただそれでも本命戦には変わりない。乾坤一擲の予想としては、いささか表層的である。ならばローズステークスで３着に残った１０クーデグレイスではどうだろうか。土曜に３００勝を達成した川田将雅が騎乗し、かつて皐月賞のキャプテントゥーレで見せた様な騎乗ができれば、あるいはという期待も持てる。前走で減り過ぎた馬体重の問題も抱えているが、穴候補としては、欠点よりも先行してしぶとい勝負根性に一票を投じてみたい。</p>
<p>　もちろん強い馬が強い勝ち方をするレースも見てみたいが、勝負は水物。今回はクーデグレイスとブロードストリートを絡めた小波乱の目に賭けることにする。</p>
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		<title>２００９．１０．１１　京都１１Ｒ　京都大賞典　Ｇ２</title>
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		<pubDate>Sat, 10 Oct 2009 09:23:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　毎日王冠は１１頭立て、京都大賞典は１４頭立てと、現時点の古馬オープンの層の薄さを反映した様な小頭数のレースである。
　毎日王冠はウォッカ断然の様相。無論７、８分の状態でも古馬一線級レベルの馬ならば勝って当然だが、単勝１ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　毎日王冠は１１頭立て、京都大賞典は１４頭立てと、現時点の古馬オープンの層の薄さを反映した様な小頭数のレースである。</p>
<p>　毎日王冠はウォッカ断然の様相。無論７、８分の状態でも古馬一線級レベルの馬ならば勝って当然だが、単勝１．２倍の圧倒的人気馬を肯定する気にもなれない為に、予想は京都大賞典の方としてみた。</p>
<p>　このレースの現時点の単勝一番人気は８ジャガーメイル。二番人気に前年の勝馬の１４トーホーアランがつけ、春の天皇賞馬１０マイネルキッツは５番人気に過ぎない。重賞未勝利のジャガーメイルに、天皇賞勝馬が大きく後れを取っている状態こそが、現時点の古馬戦線の歪な力関係を如実に表している。</p>
<p>　ただ、戦歴をつぶさに眺めるだけでもその理由は分かる。ジャガーメイルは、昨年暮れの香港ヴァーズで首差３着、その後休み明けにも関わらず天皇賞春でもメンバー中最速の上がりを計測して勝馬から０．４秒差の５着に食い込み、道悪の目黒記念Ｇ２でも２着に食い込めば、タイトルなど無くとも人気になるのは十分に理解できる。</p>
<p>　しかし、これだけの能力を持ちながらも無冠なのは、自身の脚質である差し追い込み戦法が勝ち切るにはいかに競馬にマイナスに作用するかということである。オクトバーステークスでは確かに葬り去ったと思えたスクリーンヒーローに次戦のアルゼンチン共和国杯で前残りを許し、挙句に次走のジャパンカップに優勝されてしまうのを見るにつれ、逃げ・先行馬には恵まれる勝利はあっても、差し・追い込み馬には、棚ぼたの勝利はかなり稀な事例であることを思い知らされる。もしもの世界があれば、スクリーンヒーローの立場であったかも知れないとジャガーメイルの立場なら夢想するかも知れないが、これこそが競馬であり、勝負事は一筋縄ではいかないということでもある。つまり人気ならやはり８ジャガーメイルの目は嫌ってこそ利はある。少なくとも一着の位置の馬券は買いたくない。</p>
<p>　一方Ｇ１馬にも関わらず低人気に甘んずる１０マイネルキッツはどうだろうか。些か低人気過ぎるとも思えるが、マイネルの冠を思えばさもありなんである。社台の馬が超エリート集団だとすれば、マイネルの馬は雑草軍団。使われ、叩かれ漸く芽を出す馬達なら、休み明け初戦で能力全開など間違ってもない。入着程度の好走を繰り返し、仕上がるのは数戦後と見るのが正しいＪＲＡ競馬の考え方である。人気はもっと低くなってこそ吉。Ｇ１馬といえど前哨戦で狙うべき馬ではない。</p>
<p>　ならば本線は１４トーホーアランしかない。前年と同じローテーションで、同じ騎手なら格好は付けられる。なにより、８ジャガーメイルや２オウケンブルースリより前に付けて競馬をできる強みがある。先んずれば制す。特に京都競馬場では先行脚質が勝ち切るには必要条件であり、この一点に於いて狙い馬としたい。</p>
<p>　いずれにしても、毎日王冠組より一枚落ちるメンバー構成。先にどう繋がるレースになるかは分からないが、Ｇ２らしいレベルの高い戦いはして欲しいものである。<br />
<a href="http://keibasclub.com/date/20091011.jpg"　rel="lightbox"><img src="http://keibasclub.com/date/20091011.jpg" alt="" width="680"></a><br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=7ahn7MfddaM" target="_blank">京都大賞典　動画</a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　勝馬は前年の菊花賞を鮮やかに1着で駆け抜けた２オーケンブルースリ。しかし菊花賞では4コーナー時に2番手まで押し上げていたのに対して、今回は後ろから2番手の位置で４コーナーを廻り直線だけで他馬をゴボウ抜きにして先頭でゴールした。内田は決してスマートな騎乗ではないが、仕掛けどころに一切の迷いはなく、この一戦も休み明けで59Kを背負わされた僚馬を見事にエスコートして見せた。勿論東京はカンパニーでダブル制覇してみせた音無調教師の仕上げの確かさもあるのだろうが、最後のワンピースを完璧に嵌めこめるのは騎手に託された最重要な仕事であり、今回も間違いのない仕事を完遂してみせた。現時点のＪＲＡ勝ち星１位はダテではない。舞台が大きければ大きいほど冴える手綱捌きは流石である。</p>
<p>　2着は最後方に控えた３スマートギア。いつもの戦法が一番はまる展開になったことが、ここでの好走に繋がったが、流石に末脚には光るものがある。勝ち切れないが堅実、ここも相手がオーケンブールスであったことが不幸なだけ。当馬にとって、現時点では最良の結果であろう。</p>
<p>　残念なのは4着の８ジャガーメイル。おあつらえ向きの展開でこの結果は寂しい。というよりも重賞未勝利馬がＧ２の舞台で一番人気に奉られる方がやはりおかしい。が、差し馬には恵まれる勝利は少なく、この展開でも嵌めこめないのは、多分に騎手の腕の問題でもあるのではないだろうか。</p>
<p>　最後に前年の勝ち馬であり、今回本線に推した１４トーホーアランは８着。藤原英昭調教師がレース前に語った様に、前年はここが目標で、今年は先に繋がるレースとした位置づけがこの結果であろう。ここまで負けるのは想定外の出来事かも知れないが、後方馬がワンツーする結果ならそれも致し方ない。先行できる脚質がこのレースではマイナスに作用してしまっただけである。唯一の問題点としては、２番人気まで押し上げられた馬としての価値はないにも関わらず、本線に据えてしまった当予想の浅はかさだけである。</p>
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		<title>２００９．１０．０４　中山１１Ｒ　スプリンターズステークス　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 03 Oct 2009 07:46:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　昨年、このレースをスリープレスナイトは、上がり３ハロン11.4-11.5-11.5のタイムで圧勝して見せた。道中は前に4、5頭置いて、直線の坂もまるで意に介さず、フラットな速さで並み居る強豪を撫で切る勝利であった。
　 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　昨年、このレースをスリープレスナイトは、上がり３ハロン11.4-11.5-11.5のタイムで圧勝して見せた。道中は前に4、5頭置いて、直線の坂もまるで意に介さず、フラットな速さで並み居る強豪を撫で切る勝利であった。</p>
<p>　これほどまでの完璧なタイムを先行馬が叩き出せば、他はなす術はない。着差は僅かだが、正に力で捩じ伏せたという表現がぴったりの強さである。</p>
<p>　しかし、残念ながら今年のレースに昨年の勝ち馬は出走しない。屈腱炎の為、引退を余儀なくされた為だ。競走馬、とりわけ強い馬の宿命的病とはいえ、非常に残念なことではある。</p>
<p>　代わって一躍スプリンター王の称号に臨もうとするのは２アルティマトゥーレ。スリープレスと同期の牝馬。ウォッカ、ダイワスカーレットを筆頭とするこの世代の遅ればせながら現れた期待の新星である。前走初めて重賞を制した馬だが、１２００m戦５戦４勝２着１回の完璧に近い戦歴と、前走スリープレスを直接対決で破り、尚且つ11.2-11.1-11.7の先行馬としては完璧な上がりラップを考えれば、勝利に一番近い位置にいることは間違いない。若き関東のエース松岡が内枠をどう捌くのかも含め、期待は大きい。</p>
<p>　９ビーピーガルダンも昨年の３着馬。仕上がり一息に思えた前走でも２着に０．４秒差付けての快勝なら、今年はもっとやれてもおかしくはない。何より鞍上が安勝なのが大きな強み。中山芝を３戦して１勝２着１回３着１回の複勝率１００％の成績なら、今回も大崩れすることは考えられない。</p>
<p>　とまあ、ここまでは本命よりの普通の予想。上記の２頭で決まる確率は一番高いが、オッズを加味すると全く旨みはない。その感覚に呼応する様に、現時点の単勝オッズもそれぞれ３．８倍と４．９倍では、一般的な感覚もこれで決まるには一抹の不安があるといったところである。</p>
<p>　ならば、３トレノジュビリーでどうだろうか。今季テレビ愛知杯を１分6秒9の好時計で快走して見せたが、次走のＣＢＣ賞は感冒のため取消。以降は好走するも7着、5着では、実力の割に人気になることもない。しかし、鞍上は引き続き岩田であることは見逃せない。尚且つＪＲＡ最高勝率を誇る藤原英昭調教師の管理馬ならＧ１と言えど、侮ることは出来ない。よってこの馬を、単勝まで含めた大穴馬として取り上げておく。</p>
<p>　秋初戦のＧ１だが、ピックアップした３頭には揃って頑張って頂き、是非とも最先良いスタートを切りたいものである。<br />
<a href="http://keibasclub.com/date/20091004.jpg"　rel="lightbox"><img src="http://keibasclub.com/date/20091004.jpg" alt="" width="680"></a><br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Rwdbh_RkTFA" target="_blank">スプリンターズＳ　動画</a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　春のスプリント王者が狙いを定めたレースで復活し、見事に春秋のスプリント二冠を制して見せた。８レースから良馬場に回復したとはいえ、やや重さの残る芝を11.2-11.5-11.9の逃げ馬としてはベストの上がりを繰り出して９ビービーガルダンの猛追をハナ差抑えてみせたのは、鞍上藤田の確かな騎手の腕である。春のチャンピオンであるにも関わらず、単勝13.8倍まで見くびられた低人気を見事に覆して見せた。先行させればＪＲＡジョッキーの中でも最高の勝率、連対率、複勝率、回収率を誇る藤田騎手らしい剛腕冴えるクレバーな競馬である。</p>
<p>　勝馬に唯一迫れたのは安勝が駆る９ビービーガルダン。僅かの差は数センチ。前年の天皇賞秋にも似た惜敗だが、ここまで来れば時の運であり勝負の綾。残念ではあるが、今回も安勝側にツキはなかった。しかし、馬自身は1200mでの確かな実力は改めて示せている。5歳の身なら、まだ先に楽しみはある。もう一度頂上目指して頑張ってくれることを期待している。</p>
<p>　３着以降は大混戦。その中でも後ろから１２カノヤザクラが差して見せたのには少なからず驚いた。夏４戦もしてこの結果。伊達に２年連続サマースプリント王者になったのではないということを示して見せた。</p>
<p>　残念なのは、一番人気に奉られた２アルティマトゥーレ。好スタートを切れ、且つローレルゲレイロのすぐ後ろに取り付いて見せたが、最終的には内枠が災いしスムーズな競馬が出来なかった。勝ち切るには絶好の枠でもあったが、今回はそれが裏目に出てしまった。但し、能力はここでもそれなりに発揮し、やはりスムーズに競馬ができればこれからもまだまだ目が離せない馬であることは間違いない。</p>
<p>　最後に大穴で取り上げた３トレノジュビリーはアルティマトゥーレと同タイムの６着。こちらも結果から見れば妥当な着順ではあるが、Ｇ１で必要な最後のひと踏ん張りが利かなかった。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０９．２７　阪神１０Ｒ　神戸新聞杯　Ｇ２</title>
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		<pubDate>Sat, 26 Sep 2009 09:39:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　皐月賞馬５アンライバルド、２着馬７トライアンフマーチ、ダービー２着馬１３リーチザクラウン、３着馬８アントニオバローズ、青葉賞勝馬の２アプレザンレーブと先に施行されたセントライト記念と比べるとダービー馬を除いたこの世代の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　皐月賞馬５アンライバルド、２着馬７トライアンフマーチ、ダービー２着馬１３リーチザクラウン、３着馬８アントニオバローズ、青葉賞勝馬の２アプレザンレーブと先に施行されたセントライト記念と比べるとダービー馬を除いたこの世代の代表馬が一堂に会した感のある今年の神戸新聞杯。フルゲートにならずとも激しい戦いになることは必至である。</p>
<p>　前売り段階では５アンライバルド、８アントニオバローズ、１３リーチザクラウンが人気を分け合っているが、それが指し示す通り、おそらく勝馬はその３頭の中から出ると見てまず間違いないだろう。</p>
<p>　しかし、そのうちどれが勝つか迄の予想は非常に難しい。なぜなら、ここでの勝利の要因には春と比べての成長度という要素は欠かせないだが、正直なところそれはレースを終えるまで判らないからである。つまり成長度は結果を見て初めて理解することのできる要素なのである。つまり折り合い面や勝負所での加速度はレースにおいて初めて発揮されるものなのである。</p>
<p>　ただ希望的観測から言えば、１３リーチザクラウンに一票を投じたい。２歳のラジオたんぱ杯時点で既にライバルロジユニヴァースを抑え一番人気に推される程注目を集めていた同馬だが、その人気とは裏腹に安定しない精神面や腰の甘い肉体面においても、春の時点では完成型には程遠いものであった。にも関わらず、ここまでの実績を残して来た１３に、一夏を超えての大きな成長を期待したい。ロジユニヴァースがいないここならすんなりと勝ち上げってくれることを期待している。また、２、３着候補には素直に５アンライバルドと８アントニオバローズとしておく。</p>
<p>　いずれにしてもここは本命戦。ここでの結果が現時点の各馬の実力を明確に指し示すものではないとは思うが、ひとまず菊花賞賞に向けて各馬の好走及び成長具合を見たいものである。<br />
<a href="http://keibasclub.com/date/20090927.jpg"　rel="lightbox"><img src="http://keibasclub.com/date/20090927.jpg" alt="" width="680"></a><br />
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<a href="http://www.youtube.com/watch?v=RzmJhcDw5rw" target="_blank">神戸新聞杯　動画</a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　このレース先手を主張したのは大外１３番枠からのスタートのリーチザクラウン。スタートから２ハロン目に１０秒台のラップで鼻を取り切ってからは、直線に向くまで全て１２秒台のラップを刻み、スローペースに落としての逃げは見事だった。</p>
<p>　直線はギアを入れ直しスパートを掛けたが、大外一気にやってきた４イコピコには敵わず、２馬身差を付けられての完敗。しかし久々で１８Ｋもの馬体減がありながらの走りにしては、手綱を取った武騎手がレース後語った様に、上々のレース内容だったことは間違いない。反動がなければ次走はもっと良くなるだろう。ただここまで減った馬体で激走した反動の不安は大きい。よって次走の当馬の取捨は、これを踏まえてより慎重に行いたい。</p>
<p>　このレースの一番の驚きは４イコピコの激走。春の実績馬を全て撫で切った走りは見事の一言。距離が伸びて菊花賞ではどうかの疑念は少なからず残るが、このメンバー相手に勝利したことはフロック視すべきではないだろう。</p>
<p>　３着のセイウンワンダーと４着止まりのアンライバルドは、トライアルとしてはこんなとこだろう。アンライバルドは道中久々の為か行きたがるのをなだめるのが一杯の状態。乗り難しさ春と変わらず、いつもながら悩ましい馬である。しかし、実力があるのは間違いないので、これで人気を大きく落とすようなら、次走はかなり美味しい狙い目にはなりそうである。</p>
<p>　あと唯一気になったのは８アントニオバローズの凡走。勝ち馬から２．０秒も離される馬ではないので心配である。ただ、ここまで負けては理由はどうであれ、次走は消しの方向が無難である。</p>
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		<title>２００９．０９．２０　中山１１Ｒ　セントライト記念　Ｇ２</title>
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		<pubDate>Sat, 19 Sep 2009 09:46:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　菊花賞を目指す東のトライアルは１８頭立てのフルゲートの戦い。春の勢力図が夏場の台頭馬によってどう書き変わるかが焦点だが、それゆえに能力比較と調子の把握が難しく予想は難解さを極めている。
　例年通り西のトライアルの神戸新 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　菊花賞を目指す東のトライアルは１８頭立てのフルゲートの戦い。春の勢力図が夏場の台頭馬によってどう書き変わるかが焦点だが、それゆえに能力比較と調子の把握が難しく予想は難解さを極めている。</p>
<p>　例年通り西のトライアルの神戸新聞杯と比べ、出走馬も一枚落ちの感が拭えず、予想の難しさは更に増すことになる。</p>
<p>　人気の中心は１２アドマイヤメジャーや１７ナカヤマフェスタといったところだが、いずれも休み明けで、いかにもトライアル戦といった様相は混迷を増すばかり。</p>
<p>　どの馬を取って見ても、格別強く推せる要素は少なく、結果から見た場合の勝因は明確になるだろうが、予想の段階で勝ちに繋がる十分条件を見極めるのは難しい。</p>
<p>　しかし、敢えてそれを提起するなら、戦歴の安定性を挙げたい。戦歴の安定性とは、いかに凡走が少ない馬かということであり、クラッシックで好走する馬の多くが持つ資質とも言える。</p>
<p>　その１点のみをクローズアップすれば、５ナリタクリスタルと３ヒカルマイステージがここでも好走の可能性が高い馬と言えるのではなかろうか。どちらの馬も２勝馬の格下馬だが、最も悪い着順が４着という堅実駆けの馬であり、このタイプの馬がこのメンバーに入って大きく外れるとは考えにくい。</p>
<p>　いずれにしても一筋縄では済まなそうなレースであり、人気馬は軽視する方向でレースに臨むのが賢明な選択だと思える。<br />
<a href="http://keibasclub.com/date/20090920.jpg"　rel="lightbox"><img src="http://keibasclub.com/date/20090920.jpg" alt="" width="680"></a><br />
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<a href="http://www.youtube.com/watch?v=uIfI1NQUe74">セントライト記念　動画</a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　ダービー以来の長期休養明け馬が優勝したのは、２００２年のバランスオブゲーム以来の久々のケース。しかし、ダービー4着の実績を持つ１７ナカヤマフェスタにとっては当然の結果というべきもの。休み明けにも関わらず馬体重は－６Ｋと絞れており、次走が心配になるほどの仕上がり具合なら、然も在りなんの内容である。</p>
<p>　依然として距離が伸びてどうかの疑問は払拭できないが、実力馬がまずは無難な結果を出せた。夏の上がり馬に先着を許さなかったことには価値を見出せる走りだったことは間違いない。</p>
<p>　２着にはゴール前勝馬に鋭く迫った１１セイクリッドバレー。前走1000万下を制した自力はここでも通用するだけのもの。若き名手松岡の巧みな手綱捌きに応え、歴戦の猛者に迫った脚は本物で、人気の割には美味しい馬だったのではなかろうか。次戦も要注意である。</p>
<p>　３着フォゲッタブルは、ここにきて漸く良血が開花してきた。母エアグルーブ、父ダンスインザダークなら菊花賞の穴馬としては十分魅力的な走りに見えた。</p>
<p>　予想として期待した５ナリタクリスタルは直線では全く足りず、ヒカルマイステージも果敢に先行して見せたが、４角以降は全く見せ場なく沈み、その意味では予想の方向性は正解とは異なる象限に属すものとなってしまった点は誠に残念なことではある。</p>
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		<title>２００９．０９．１３　中山１１Ｒ　京成杯オータムハンデ　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 12 Sep 2009 07:44:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　１１ヒカルオオゾラの調教を終えた武豊の第一声は「調教でこれだけ走るのはウォッカかこの馬ぐらい」と語った様に実力と調子を考えた場合、やはり軸になるのはこの馬を於いて他にいない。加えてこれだけの馬がマイルチャンピオンＳに出 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　１１ヒカルオオゾラの調教を終えた武豊の第一声は「調教でこれだけ走るのはウォッカかこの馬ぐらい」と語った様に実力と調子を考えた場合、やはり軸になるのはこの馬を於いて他にいない。加えてこれだけの馬がマイルチャンピオンＳに出させることが自分の使命と締めてみせた。</p>
<p>　確かな分析と実力に裏打ちされた騎手の発言は確実にオッズに影響を与え、現時点の１１の単勝オッズは１．４倍とＧ３のハンデ戦であるにも関わらず、圧倒的な支持を受け確勝ムードは高まっている。</p>
<p>　しかし何度でも繰り返すが、Ｇ３レベルと言えど、１２戦して５勝の馬のオッズとしては、１．４倍の単勝オッズはあまりに過剰反応し過ぎである。言い換えれば、そこに張る価値は全くないし、ここまで一頭の馬に人気が集まるならば、極端に言えば他の馬全ての単勝に賭ける方が見返りが大きいのも競馬の真実である。</p>
<p>　といってもヒカルオオゾラ以外全ての馬では予想とは言えない。その中でも妙味ある馬を検討したい。</p>
<p>　中山競馬場というコースを考えれば、１４マイネルスケルツィ。３歳時にニュージランドＴでＧ２を奪取した舞台と同じならば、適正は最上位である。更に６戦して３勝３着２回の実績を考えれば、人気の割に旨みは大きい。妥当な狙い目としてはこの馬が一番手だと思う。</p>
<p>　ただそれ以上に期待したいのは１６バトルバニヤン。中山での実績は１戦して３着が１回のみだが、前走得意の小倉で２着に食い込み、調子は上向いている。</p>
<p>　このレースの近５年の勝馬は全て単勝２番人気以降の馬達。更に４頭までが牡馬ならばその条件に符合する１４マイネルスケルティと１６バトルバニヤンに期待したいと思う。<br />
<a href="http://keibasclub.com/date/20090913.jpg"　rel="lightbox"><img src="http://keibasclub.com/date/20090913.jpg" alt="" width="680"></a><br />
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<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Cu2H0CiP_xk" target="_blank">京成杯オータムハンデ　動画</a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　前走との馬体重差が10K以上もある馬がなんと出走18頭の内10頭もいたこのレース。夏競馬から秋競馬への移行期を窺わせ、合わせてハンデ戦でもあり、荒れる様相は一段と高まっていた。</p>
<p>　単勝一番人気に奉られた１１ヒカルアオゾラも前走より-14Kの馬体重。ソフトに仕上げたと事前に語った調教師の言葉は、裏を返せば夏の疲れを考慮したもの。それでもここまで馬体が減れば、レース前から黄色信号は灯っていた。</p>
<p>　予想でも挙げた通り、近5年での一番人気馬は連にも絡めず、その傾向は今年も同様の結末である。</p>
<p>　最後は勝った３ザレマを讃えるしかない。安勝から今回乗り替わった内田博が、絶好のスタートにも関わらず一旦下げ、直線まで脚を溜めたことが、いつもは一つ足りない３の最後の一伸びを引き出した。牝馬同士の戦いでも僅かに足りない馬を混合戦で勝てせる騎乗に変身させたのは、ひとえに騎手の腕。その剛腕ぶりは中央出身の騎手では太刀打ちできなかった。</p>
<p>　３着には本線に推した１４マイネルスケルティ。ゴール前足りないキャラクターは３ザレマと被るところがあるが、ここでもあと一歩ゴールが遠かった。スターも速く、外枠の不利を考えればソツなく騎乗した印象だが、いつもの通りの着順に落ち着いたのは、やはり勝ち馬に乗った騎手との腕の差と結論付けるしかない内容だった。</p>
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		<title>２００９．０９．０６　札幌日経オープン</title>
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		<pubDate>Sat, 05 Sep 2009 12:09:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　函館競馬場の為、３ヵ月の長きに渡り札幌競馬で行われた北海道開催もこのレースが最後のオープン戦となる。やはり軸の中心は巴賞、函館記念、札幌記念と参戦してきた組。距離、斤量はレースより異なれど、その度毎に互いに勝ち負けを繰 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　函館競馬場の為、３ヵ月の長きに渡り札幌競馬で行われた北海道開催もこのレースが最後のオープン戦となる。やはり軸の中心は巴賞、函館記念、札幌記念と参戦してきた組。距離、斤量はレースより異なれど、その度毎に互いに勝ち負けを繰り返し、実力的には際立った差異は感じない。</p>
<p>　しかし、常に上位争いを繰り広げた３ブラックアルタイルと４マンハッタンスカイ、１０ドリームサンデーの３頭は上記に挙げたレースで常に安定した走りをしており、ここでも他の馬より頭一つ分抜きん出ている印象を受ける。</p>
<p>　ただ一つの懸念点は距離が前走から600m伸びて2600mになるという点。それでも勝ち馬は、3頭の内から出るのではないかと思われる。但し3頭の内どれが勝つか迄は明確な根拠をもって断言するのは難しい。敢えていうなら、現実のオッズを見て、儲かる順から厚めに勝負してみたい。</p>
<p>　Ｇ２勝ちの実績馬１１ホクトスルタンや夏の上がり馬の６アメジストリング辺りも案外人気を集めそうだが、最後はやはりこの夏、札幌競馬場で強敵相手に鎬を削ってきた馬達に一票を投じたいと思う。</p>
<p><a href="../../date/20090906.jpg"　rel="lightbox"><img src="../../date/20090906.jpg" alt="" width="680"></a><br />
</p>
<p>【回顧】</p>
<p>　このレース最終的には５９Ｋもの斤量を背負った１３エアジパングが、最後の直線での追い比べを制して、真っ先にゴールに駆け込んだ。2600mの距離をこの負担重量にも関わらず力強く乗り切れた理由は、池添のクレバーな騎乗であり、最優秀勝率を誇る藤原英昭調教師の見事な仕上げの腕に尽きる。</p>
<p>　しかし、4角から思い切ってスパートをかけた池添の判断はあまりにも重い負担重量を背負わされたことによる切れの鈍りを補うためでのもの。過酷な条件だったからこそ思い切って取れた作戦が見事に嵌るのだから、やはり競馬が織り成す勝負の綾は複雑である。</p>
<p>　一方惜しくも2着に敗れた３ブラックアルタイルの鞍上丸田は、直線半ばでの内から外へ切り込む強襲策。勝ち馬が普通の競馬をしていたならば、勝ったのはこの馬だったが、結果として仕掛けが遅れた分３／４馬身勝馬には届かなかった。ただそうした作戦も、2600mの距離を意識したことが遠因。結果から見れば勝つチャンスを逃した様にも見えるが、これも勝負の綾であるとは思う。むしろ3年目の騎手であることを考えるとこのレースを含め札幌シリーズでの当馬に対する一連の騎乗は見事ではある。ただ、このレースに関しては一日の長として先輩池添に軍配が上がったというだけのこと。勿論、最終的な本線であった為に誠に残念な結果ではあるが・・・。</p>
<p>　１１ホクトスルタンは随分とましになっていた。ただ実績は断然だとしても１番人気の価値はないことは明白で、ここら辺りが人気になる競馬なら、きっちりと勝馬を当てたかったところではある。ただ１１自身の実力はＧ２クラスでも十分やれる馬なので、次走以降重賞レースに出走した場合、案外人気をしないのなら、勝馬の候補として検討できるレベルまでには立ち直ってきた印象は受けた。</p>
<p>　他には４マンハッタンスカイと１０ドリームサンデーについてはどちらの馬も2600mは少し長過ぎた。ただ次走以降、距離が2000m以下のレースに出走するなら再度注意が必要だとは思う。</p>
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		<title>なぜ多くの者はハズレ予想を見ようとしないのか？</title>
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		<pubDate>Thu, 03 Sep 2009 09:53:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>

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		<description><![CDATA[　競馬の予想会社の多くは、外れ予想を当たり予想と同格の扱いで掲載することは稀である。勿論予想にとって外れとはマイナス情報であり、訪問者に敬遠される理由を与えるのは明白である。しかし予想にとって外れ目も当たり目と同等、もし [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　競馬の予想会社の多くは、外れ予想を当たり予想と同格の扱いで掲載することは稀である。勿論予想にとって外れとはマイナス情報であり、訪問者に敬遠される理由を与えるのは明白である。しかし予想にとって外れ目も当たり目と同等、もしくは時にはそれ以上の価値を持っていることを正しく知る者は案外少ない。</p>
<p>　大抵の人間は予想一覧を見せられると決まって当たり目の予想のみに注目してしまう。勿論、それによりシュミレーションしてその予想に乗った場合の収支計算をする行為は間違いではない。しかし、いくらそこで良い結果であろうと、今後その予想法を以って全面的に馬券を買うとしても、なかなか過去のシュミレート通りに事が運ばないのは周知の事実である。</p>
<p>　それはなぜなのか？</p>
<p>　予想法の内容にもよるが、もともと的中率が低い予想法であれば、シュミレート期間と同等レベルで当たりにならないことが理由の一番手である。的中率が高い予想法なら実践ではそこまでのレベルでの的中率にならないのが大半の理由になるだろう。</p>
<p>　例えばシュミレートでの的中率がおおよそ20%の精度を持つ方法単勝の必勝法があるとする。単勝オッズ一番人気の的中率が約35%なので、それの6掛けレベルの的中率である。因みに単勝一番人気の連対率や複勝率はどのくらいかご存じだろうか。これは連対率で53%、複勝率で65%レベルが通年のJRA競馬の的中レベルである。つまり単勝一番人気を常に買う方法なら3回に1回的中し、3回に1回2,3着に惜しくも敗れ、残りは4着以下に敗れるということになる。1点買いで3回に1回当たる方法とはよくよく考えれば非常に高確率で的中する方法だと思うが、それでも的中と同じだけ惜しい外れがある方法であるということを深く認識しないといけない。</p>
<p>　つまり的中率が低い方法であればあるほど、当たり以上に惜しい外れが続く方法ということになる。言いかえれば単勝20%の的中率なら少なくとも複勝圏で55%程度の的中率になっていなければいけないことになる。単勝必勝法からすると2、3着は外れで予想実績では無視されてしまう情報かも知れないが、上記の件を踏まえるならば、決して見過ごしてはいけない情報であることは間違いない。ある期間の検証データをもって馬券術の有効性を測るならば的中率20%の精度の馬券術は複勝率が55%程度以上も同時に達成している事実をもってはじめて検討するに足りうる法則になると言うことである。</p>
<p>　この考え方でいけば、的中率が50%を超えると豪語する馬券術の危うさも見えてくる。2回に1回以上当たる方法ならば、もし外れたとしても大半は惜しい外れでなければならない。馬券の種類にもよるだろうが、単勝の馬券術ならば複勝率としては85%~90%以上は必要だろうし、1点買いのワイド馬券ならば買い目の2頭が5着までに入着する確率は、こちらも少なくとも85%程度は必要になってくるだろう。だから高確率を謳っている予想法の欺瞞は外れ目を見るだけでも簡単に見抜くことは出来る。要は例え外れたとしてもその予想の大半はかなり惜しい外れ目で構成されていることになるからである。</p>
<p>　どの券種の馬券術であろうと的中馬券の周りには的中馬券と同等の多くの惜しい不的中馬券が存在している。またそうでなければ、その馬券術の的中率はデータの偏りにより引き起こっているだけの只の紛いものでしかない。この点を予想の提供者も受取る側も往々に無視してしまう。提供者側はもともと紛いものの方が多いので敢えてこの部分を隠すのは分かるが、受け手側は騙されない為に、決してそれを見逃してはいけないとは思う。</p>
<p>　競馬の結果に一喜一憂するのは人間の常だが、惜しいレースが続くからといって嘆いてはいけない。少なくとも正しい予想なら的中率と同等レベルで惜しい外れは必然の出来事なのだからである。逆説的には惜しい外れが続くのならば、何れは潮目が変わり的中馬券に変わっていく。逆もまた真なりである。そして当りと惜しい外れも含めた出現率が自分の思い描く出現率の枠に収まるならば、その方法は競馬の必勝法として上手く機能する方法になり得る可能性は漸く高まるのである。</p>
<p>＜この記事へのテキストリンク＞<br />
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０８．３０　札幌９Ｒ　キーンランドカップ　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 29 Aug 2009 09:22:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　馬齢アローワンス３Ｋとセックスアローワンス２Ｋで計５Ｋの恩恵を受けて、前走と同様に５１Ｋで出走できる４グランプリエンゼルがここでも好勝負必至だろう。１Ｋは0.1秒と同等の意味を持つとされる競馬では、実力馬の５Ｋのアロー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　馬齢アローワンス３Ｋとセックスアローワンス２Ｋで計５Ｋの恩恵を受けて、前走と同様に５１Ｋで出走できる４グランプリエンゼルがここでも好勝負必至だろう。１Ｋは0.1秒と同等の意味を持つとされる競馬では、実力馬の５Ｋのアローワンスの価値は計り知れない。</p>
<p>　問題は鞍上の腕と競馬特有の紛れの要素が加わった時に、前走と同じ様な競馬になるかどうか？という一点のみ。但しいずれにしても複勝圏で考えるならば、４グランプリエンゼルの安定性は、ここでもある程度の期待ができることは間違いない。</p>
<p>　しかし、穴目の単勝を狙うという当サイトの趣旨からは到底一番人気必至の４グランプリエンゼルを推すことはできない。このメンバーの中でも的中率でいうならば、グランプリエンゼルで間違いないだろうが、この程度の一番人気に狙いを定めるようでは期待値という観点から到底儲かる馬券術に成り得ないのは間違いない。</p>
<p>　ならば、本線はどの馬か？</p>
<p>　実績からは、１１ビーピーガルダンと１トレノジュビリーだろうが、１１は一頓挫あっての休み明けが気に掛かるし、１にしても感冒明けの２戦目で実力以上に人気が高まりそうで、全く食指が動かされない。また前走内を突いて勝利をもぎ取った１６ピサノパテックも悪くはないが、前走の恵まれた勝利が逆に今回狙う意味を低下させる。オープンを連勝出来る馬がどれほどいるのかを考えれば、然も在りなんというところである。</p>
<p>　ならば、逆に前走勝パターンを１６にゴール寸前で交わされた１０ウエスタンビーナスの方に興味が湧く。札幌芝は３戦して前回の２着が一回と着外２着の実績だが、前走の粘りが再現できればこのメンバーでも好走必至なのは間違いない。前走の着順だけで競馬を予想するなら、前走２着馬が一番勝率が高く、次に３着馬、１着馬はその次に過ぎないというデータからは合理的な狙い目になる。加えて何の因果か前走１６を駆って勝利した横山典が長谷川騎手に代わって今回は１０に乗ることになったことにも、競馬のドラマの一端を垣間見るようで、心情的にプラスの評価を与えたい。よって本線はやや無理筋なれど１０ウエスタンビーナスに託したい。</p>
<p>　他にはこちらも全く人気はないが７モルトグランデを挙げておく。前走ピサノパテックとウエスタンビーナスに秒差なしの３着馬。データ的には秒差なしで３着以下に敗れた馬の次戦の単勝回収率は優に１５０％を超えている。ならばこちらも積極的に狙い目に加えたい。</p>
<p>　前走１着馬は次戦で必要以上に人気になるが、それと同等の好走をしたにも関わらず人気にならない馬こそ馬券では狙い目である。つまりオッズ面で旨みのある狙い方こそが、今回の予想の肝なのである。<br />
<a href="../../date/20090830.jpg"　rel="lightbox"><img src="../../date/20090830.jpg" alt=""></a><br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=oPW9v1-uzn0" target="_blank">キーンランドカップ　動画</a></p>
<p>【回顧】</p>
<p>　直線満を持して追い出しを図り、見事に先頭でゴールを駆け抜けた11ビーピーガルダンはいつもの安勝らしい見事な走りだった。絶好のスタートを切っても慌てず騒かず先団の好位置をキープし、余力十分、いつでもスパートを掛けれる態勢なら貰ったも同然。後は直線ちょっと仕掛けるだけで弾けるようにゴールを駆け抜けた。安勝側から見れば、前週の減量苦から解放され本来の力が出せるなら、休み明けで調整一息に見えた僚馬でも鮮やかにエスコートできたということである。これ以上ない競馬で前週の悔しさを払拭した安勝は流石に一流ジョッキーである。</p>
<p>　本来なら2着には本サイトで推した7モルトグランデが入着した筈だか、道中の斜行により降着処分。予想の内容としては悪くなかっただけに、非常に残念な結果である。騎手のレベルでは勝馬とは雲泥の差だけに、これもいたしかたないということか。</p>
<p>　繰り上がって2着は12ドラゴンウェルズ。人気の盲点になっていたが、近走は勝馬から0.3秒、0.1秒と僅かの差しかなく、混戦ならばここに入っても善走する実力はあった。次走以降人気になるなら旨みはないが、走り自体は期待できるレベルにはあった。2、3着レベルなら幸四郎もそれなりに格好はつけてみせた。</p>
<p>　3着には4グランプリエンゼル。断然の一番人気に押し上げられてはいたが、結果としてはここらに落ち着くのは、騎手の顔を見れば当然のこと。ただ実力は示せたので、人気がなければまだまだ狙いとしては外せないだろう。</p>
<p>　案外だったのは10ウエスタンビーナス。スムーズに出すこともできず、漸く鼻を主張出来たのは道中半端の状態ではおつりがなかった。ゴールでは僅かな差だっただけに、最後まで脚を残せなかったのは前半のロスの所為。横典にしてはつまらない騎乗だが、テン乗りではそれも仕方無かったのか、不満が残る何ともぎこちない走りであった。</p>
<p>＜この記事へのテキストリンク＞<br />
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		<title>なぜ競馬場の形態はかくも異なっているのか</title>
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		<pubDate>Sun, 23 Aug 2009 15:55:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>

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		<description><![CDATA[　中央競馬（ＪＲＡ）の競馬場は北は札幌から南は小倉まで全国で10箇所存在する。距離は1000m～3600m（障害を除く）、芝・ダート、外回り、内回り、右まわり、左まわり、芝の種類、坂のありなし及びその高低と多種多様に渡り [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　中央競馬（ＪＲＡ）の競馬場は北は札幌から南は小倉まで全国で10箇所存在する。距離は1000m～3600m（障害を除く）、芝・ダート、外回り、内回り、右まわり、左まわり、芝の種類、坂のありなし及びその高低と多種多様に渡り様々な条件下での競馬が施行されている。</p>
<p>　なぜかくも条件下の異なる多くのコースが存在するのか？</p>
<p>　この答えは一言で言えば競馬にギャンブルとしての波乱を内在的に引き起こさせる為である。もし純粋に画一のコースでセパレートに分けられたコースで競馬が施行されるなら、ある程度の能力比較を行えばずっと簡単に競馬の結果を予見することはできるであろう。しかし、それではあまりにも目が偏り過ぎてギャンブルとしての面白みに欠け、引いては大きな興味を提供できず、大衆を惹きつける魅力を欠くことになる。</p>
<p>　つまりはコースの多様性は、主催者側にとって結果にバリエーションを持たすための合理的な仕掛けなのである。要はオープンコースの形式プラスコースの多様性により、競馬はかくも様々な出目を提供してくれるのである。そうすることで大勢の予測と結果の乖離が起こり、適度な配当のアクセントが提供され、より一層の配当魅力が競馬に付加されていることになる。公正競馬を標榜しつつ、思いもよらぬ結果と大衆の思惑の総意であるオッズが自然と複雑なレース模様を勝手に生み出してくれるのである。</p>
<p>　このコースの多様性により、賭ける方は画一的なレイティングを各馬に適切に与えることが難しい作業になるし、またある程度正確に測れたとしてもそれを用て、今回競争で使用されるコースに参加する各馬の能力付けが結果に正しく反映される様にコースアローワンスを付加する必要が生ずる筈である。</p>
<p>　ところで現時点の現役最強馬は？と問われた場合、掲げる馬は誰だろうか。正確なアンケートを取っている訳ではないが、一番人気はウォッカなのは間違いないところだと思う。しかしウォッカの戦歴は9-4-2-4と最強馬と呼ぶには些か傷が多い様にも感じられる。それでも多くの人はこの馬を現役最強馬、もしかすると史上最強牝馬とさえ呼ぶかも知れない。64年ぶりに牝馬でダービーを勝ち、総獲得賞金も9億9千万円と歴代牝馬で一番稼いでいるのなら、その評価も強ち間違ってはいないと思う。最強馬としての実績及び印象はウォッカに降り注がれている。</p>
<p>　ウォッカの輝かしい戦歴の中でも一際目につくのは東京競馬場での良績である。牝馬で64年ぶりのダービー制覇はいわずもがなだが、エアグループ以来の牝馬での天皇賞秋制覇及び安田記念連覇の偉業は絶賛するに価する。牝馬であることを考えるとその価値は測り知れない。それはさて置き、東京コースでの好走こそが強い馬と見なされて然るべき条件として正比例の関係にあることは間違いない。</p>
<p>　では東京コースの特徴とは、どのようなコースだろうか？<br />
　<br />
一番に挙げられるのは525.9mの長い直線であろう。高低差2.7mを含む直線を乗り切る為には通り一遍のスピードだけでは通用せず、力強さに裏付けられた絶対的なスピード能力が必要なコースなのである。加えてカーブの形状がゆったりと作られており4角から直線に向けてスピードを緩めることが許されず、それ故他のコースと比較した場合実際の走破距離以上の距離実績が必要になるコースなのである。直線だけなら新潟競馬場の方が東京競馬場よりも長いが、カーブの形状と高低差により、新潟競馬場よりも東京競馬場の方がよりタフな戦いになり易く、それゆえにここでの勝利が他の競馬場よりも競走馬としての価値が高いと大衆が認識する理由になっていると思われる。</p>
<p>　東京競馬場でのレースは純粋な競走馬としての能力値で結果が影響されるケースが多いと言える。つまり馬券戦略的には、東京競馬場で好走する様な基本競争能力が高いと目される馬が人気を集めているレースが、もし別の競馬場で施行されるのなら、コースがいかにその能力値を低減させ、人気薄と見られている穴馬にアローワンスを与えているかを見極めることができれば、自ずと儲かる馬券の狙い方を行えることになると言える。</p>
<p>　ウォッカで言うならば、阪神競馬場で行われた宝塚記念や中山競馬場での有馬記念、京都競馬場での京都記念がまさしくその例に当てはまる。いずれも1、2番人気に奉られたが結局は複勝圏さえ外し、結果としては惨敗している。</p>
<p>　つまり競馬のコースは馬の競争能力さえも変化させる。競馬に於いて画一的な能力値を当て嵌めるのは危険な見方だが、特にコースについての考察は、勝馬判別にとって欠かすことのできない重要な要素の一つであることは間違いないことだと言えるのである。</p>
<p>＜この記事へのテキストリンク＞<br />
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]]></content:encoded>
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		<title>２００９．０８．２３　札幌９Ｒ　札幌記念　Ｇ２</title>
		<link>http://keibasclub.com/?p=445</link>
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		<pubDate>Sat, 22 Aug 2009 09:05:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　今年のオークス、第４コーナーを廻ったブエナビスタを見て思ったことは、『なんて、ゆったりとした走りをする馬なんだ』ということだった。鞍上からの指示がない限り、決してギアを上げることなく、本番のレースであるのを全く意に介さ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　今年のオークス、第４コーナーを廻ったブエナビスタを見て思ったことは、『なんて、ゆったりとした走りをする馬なんだ』ということだった。鞍上からの指示がない限り、決してギアを上げることなく、本番のレースであるのを全く意に介さずに軽やかなフォームで駆けている姿を見て、もしかしたらこれなら凱旋門賞に出てもいい走りが出来るのではないかと・・・。</p>
<p>　しかし、そこからギアを入れ前にいる馬全てを漸く交わし去ったのがゴールの瞬間だったのを見て、同年代の牝馬同士の戦いだったから、絶対的な能力差で勝てただけで、現時点の走りのままで将来もしＧ１クラスの古馬と戦ったのなら、良くて２、３着しかできない馬なのかも知れないとも同時に感じさせられた。</p>
<p>　要はブエナビスタは決して、現在の成績が示すような安定した走りをする馬ではないと言うことである。同年代の馬に対しても、たまたま結果が勝利ということであって、それは実力に裏付けられたものというより、運という要素にも多分に恵まれた結果に過ぎないとも言える。</p>
<p>　しかしそれはブエナビスタに圧倒的な支持に見合うだけの実力がないと言うことではない。有り余る実力を認めつつも、競馬というスポーツ（ギャンブル）は能力以上に展開や脚質や運といった要素に勝ち負けの結果を大きく委ねているものだということである。</p>
<p>　古くは三冠馬ミスターシービーが一つ年下の三冠馬であるシンボリルドルフに生涯一度も先着することができなかったことや、デープスカイがダービー以後僅かな差で古馬に敗れ続けたこと、ウォッカがメンバー中最速の上がりを示しながらも、惜しくも四着に敗れた三歳時のジャパンカップにその例を見てとれる。またあのディープインパクトでさえ三歳時の有馬記念では一敗地にまみれたことを引き合いに出せば分かりやすいかも知れない。<br />
　<br />
　つまり、いくら非凡な走りをしようとも後方一気の追い込み脚質では、いとも脆くゴールまでに先を行く馬を捉え切れないケースは数多く存在するということである。コース・距離・展開がどのように変化しようと常に実力を見せつけることができる馬は非常に稀ということである。過去多くの凱旋門賞勝馬がジャパンカップに挑戦したが、その内ジャパンカップも制した馬が一頭もいないという事実がその真理の一旦を説明している。（そしてまた逆も真なりである）つまりブエナビスタがこのレースで勝つことが、凱旋門賞で好走する必要条件では決してないということでもある。</p>
<p>　今回ブエナビスタの斤量は５２Ｋ。数年ぶりにこの斤量で戦う安勝は、当日はこの９Ｒまでの全ての鞍を断ってこの一戦に賭ける。このシナリオは数か月前から松田博資調教師と練り込まれた計画だが、彼らの最終的な狙いが凱旋門賞挑戦であることから、ここでの勝ちまではその計画には入っていないと考える方が予想としては健全であろう。</p>
<p>　かの名伯楽伊藤雄二は｢大目標を達成するためには捨てレースが必要である｣と語り、ビワハヤヒデで全てのクラッシックの奪取を目論んだ浜田調教師を諭し、自身もまたエアグルーブをジャパンカップの叩き台としてＧ１のエリザベス女王杯を使ったと公言して少なからず競馬マスコミにバッシングを受けた。</p>
<p>　しかし、その是非はともかくとして、ブエナビスタ陣営にとって大目標の為の単なる前哨戦でしかない札幌記念に是が非でも勝たねばならない意義は全くない。むしろ短い直線を意識した走りなどせず、桜花賞やオークスで見せたようにギリギリのタイミングまで待って仕掛けるのはまず間違いないし、安勝自身も事前のインタビューでそう答えている。また凱旋門を見据えるならば、ブエナビスタにここでの勝利の為に急がせるレースなどさせる筈がない。それで勝てれば良いし、もし万一敗れたとしても大意を求めた陣営にとって凱旋門賞に向けて何の不安材料にも当たらない。</p>
<p>　そう考えると、事前のオッズが指し示す１倍台前半の単勝オッズの価値はブエナビスタに与えることなど出来る筈がないというのが、当サイトの見解である。</p>
<p>　ならば、本線はどの馬か？</p>
<p>　これは、１４マツリダゴッホしかいないのではなかろうか。昨年は９タスカータソルテでこの馬を破った横山典弘を鞍上に迎え、この馬が勝てる体制は整った。中山競馬場とこの札幌競馬場は当馬が得意とするコース。先行馬を見ながら進める２、３番手の位置をキープ、早め先頭の一まくりでゴールまで駆け込むシーンは容易に想像が付く。人気は全て１１ブエナビスタが被ってくれるのなら、これほど美味しい確勝馬もいない。</p>
<p>　勿論、競馬の未来は誰にも分からない。しかしながらどう買えば儲かるかは、いつの時代もある程度決まった方向性は存在する。それはこのレースを例に取ると、ブエナビスタを中心に馬券の組み立てを考えることでは決してないということは間違いないことである。<br />
<a href="../../date/20090823.jpg"　rel="lightbox"><img src="../../date/20090823.jpg" alt=""></a></p>
<p>
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=1xL0P5LCvno"　rel="lightbox">札幌記念　動画</a>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　ブエナビスタは負けて強し。改めて競走馬としての資質に富み潜在能力が高い馬というのが分かったレースであった。</p>
<p>　しかし、直線の短い札幌競馬場では僅かに足りず、首差分だけ古馬のヤマニンキングリーに退けられてしまった。この点は何度も当サイトで指摘している通りのことであり、いつもながらの競馬がここでも繰り返されたに過ぎない。ただ凱旋門賞の前哨戦としては目論見通りなのは間違いない。レース後調教師、騎手ともに首を傾げてみせるのは、圧倒的な人気を受けての敗戦の責任の矛先をかわす為のポーズに過ぎない。ここが理解できなければ何度馬券も買っても、いつも紙屑同然になるだけである。</p>
<p>　予想の本線に挙げたマツリダゴッホは道中ブエナビスタより後方に控え、まくって押し上げての戦いだったが、休み明けではそこまでだった。休み明けで-10Ｋの馬体重が指し示すようにまだ本調子ではなかった様だ。この点については誠に残念な結果である。</p>
<p>　いずれにしてもブエナビスタの凱旋門賞に向けて賽は振られた。後は本番でいつもの様にゆったりと走り、直線半端で弾けるような走りを我々に見せつけて欲しいものである。　</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>２００９．０８．１６　小倉１０Ｒ　北九州記念　Ｇ３</title>
		<link>http://keibasclub.com/?p=7</link>
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		<pubDate>Sat, 15 Aug 2009 09:25:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[
　ハンデ戦で１７頭立ての多頭数レース。尚且つ内は荒れて外伸びのトラックバイアスを示す今の小倉芝レースなら、どう考えても順当な結果に落ち着く気はしない。勿論、実力だけなら４カノヤザクラで間違いないが、前走見せた速力は新潟 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
　ハンデ戦で１７頭立ての多頭数レース。尚且つ内は荒れて外伸びのトラックバイアスを示す今の小倉芝レースなら、どう考えても順当な結果に落ち着く気はしない。勿論、実力だけなら４カノヤザクラで間違いないが、前走見せた速力は新潟直線１０００ｍでのもの。今回とあまりにも違う条件のコースで示した鮮やかなイメージに囚われていては、やはり正解には近付けない。
</p>
<p>
　小倉芝なら気になるのは１５コスモベル。前走休み明けを一叩きされての出走なら、人気を考えても、４カノヤザクラよりはこちらの方に魅力を感じる。調教はいつもの様に抜群の坂路時計を示しており、それがレースに素直に表れれれば、ここでも勝ち負けできるレベルにはある馬なのは間違いない。
</p>
<p>
　しかし、ハンデを含めて考えた場合、最も魅力的に映る馬は別にいる。１３レディルージュである。３歳牝馬ではあるが、３走前に０．１秒差で敗れた相手が次走のＧ３戦で古馬相手に２着していることを見ても、５０Ｋの斤量なら十分間に合う計算が立つ。前に付けても、後ろから行っても常に上位争いできる自在性のある脚質から、今回スムーズに外から追走するだけで、自ずと展開はこの馬に向く流れとなるのは必至である。ならば本線はこの馬としたい。
</p>
<p>
　取り上げた馬は何れも牝馬だが、ここは競馬の格言通り｢夏は牝馬｣で乗りきることにする。
</p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090816.jpg"　rel="lightbox"><img src="../../date/20090816.jpg" alt=""></a></p>
<p>
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Qghm7YcZiLc"　rel="lightbox">北九州記念　動画</a>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>
　予想通り、道中外目に付けた１３レディルージュは、直線馬場の良い外目を猛追し典型的な勝ちパターンだった。しかし、唯一一頭道中レディルージュの真後ろに付けて、直線は１頭分その内を突いた９サンダルフォンには及ばなかった。
</p>
<p>
　この状態では勝った９サンダルフォンを褒めるしかない。いつもよりもやや前よりの絶好位置でレースを進め、直線の切れ込みもレディルージュよりも内目を通った分、ゴール前では１馬身１／４分二着馬に先んずることができた。スピード指数的にはこのメンバー内でも最上位馬ではあったので、勝たれてみれば、なるほどとは思うが、勝ち切るまでの結果ならやはり今回は騎手の手綱捌きを素直に讃えたい。
</p>
<p>
　三着には一番人気の４カノヤザクラ。これは内目の馬場を選択せざるを得なかった結果、決して力負けではない。むしろ、直線内目のコースを通りながらここまで踏ん張ったことは、改めて当馬の実力を知らしめるものであった。これで２年続けての夏のスプリント王者に王手の状態だが、この調子なら次戦もまだまだ重厚な走りを期待できるのではなかろうか。
</p>
<p>
　全体としては妥当な結果だが、一頭人気薄の馬が抜け切ると馬単、三連単は高配当。結果後に表示された配当金額を見て、改めてハンデ戦の正しい狙い方を教えてくれるレースでもあったと思う。
</p>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０８．０９　札幌９Ｒ　函館２歳ステークス　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 08 Aug 2009 13:22:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　近１０年で１番人気馬は４連対しているのだが、何れも２着で、１番人気がなかなか勝てない重賞の１つとして有名なのがこの函館２歳ステークスである。 
　今年も新馬、ラベンダー賞を連勝した１６キョウエイアシュラが、不吉な一番人 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　近１０年で１番人気馬は４連対しているのだが、何れも２着で、１番人気がなかなか勝てない重賞の１つとして有名なのがこの函館２歳ステークスである。 </p>
<p>　今年も新馬、ラベンダー賞を連勝した１６キョウエイアシュラが、不吉な一番人気を背負うのは必至だが、ここまでの感じは例年の人気馬と同じ流れである。 </p>
<p>　要は人気は連勝している馬に集中する傾向があり、今年はキョウエイアシュラがそれに該当する。しかし、この時期の２歳馬がデビューから僅か１ヵ月のうちに３戦して全て勝ち切ることはかなりハードな仕事であるのは明白で、３戦目のここではいつものパターンならお釣りがない。 </p>
<p>　よって１６キョウエイアシュラの単勝の狙いとしては、全く無視するのが効率的である。無論独立象限によって積み上げられたジンクスは何れ何かに破られるが、それが今回かも知れないという疑心には囚われる必要などない。むしろこの様な傾向は、今後も続くと見た方が、競馬の張り方としては旨みが大きいし、そのつもりでキャリアの浅い若駒のレースではあるが、積極的に狙ってみたい。 </p>
<p>　といっても２、３番人気の馬が近１０年で６勝しているのなら、あまりに大穴も狙い目としては適していない。つまり１番人気馬は勝ち切れない代わりに単勝１０倍台くらいまでの馬の中から勝馬が生まれる可能性は高いと言える。 </p>
<p>　上記の件を踏まえて考えるならば、６ノーワンエルスはどうだろうか。僅か１戦１勝馬だが、勝つパターンとしては２戦２勝馬よりも率が良いのは先に述べた通り。魅力を感じるのは、同コース同距離を先行押切で、上がり３ハロンをメンバー最速の脚でまとめたレースセンスの良さ。２着に０．４秒差付けての勝利なら、まだまだ上積みの期待は持てる。鞍上の吉田稔にも少なからず魅力を感じる。よって本線は６ノーワンエルスとしたい。 </p>
<p>　他にはラベンダー賞２着の方の７チェリーソウマも気になるが、これは２着候補として推奨しておく。 </p>
<p>　最後になるが、このレースが来年のクラッシックに繋がることなどほとんどない。つまり、ここで勝っても然程将来を約束される訳でもない。というより、このレースを勝つ馬は早熟馬であり、尚且つその時あまり負荷のかかっていないリフレッシュな状態で出走する馬が、勝つ可能性が高い傾向を持つだけのレースなのである。 </p>
<p>　レース結果<br />
<a href="../../date/20090809.jpg"><img src="../../date/20090809.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/5iEFeBQGyBY&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/5iEFeBQGyBY&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　一番人気必至だと思われた唯一の２勝馬キョウエイアシュラは、なんと最終的には２番人気。代わりに一番人気に押し上げられたのは岩田の乗る１ステラリードだったが、終わってみれば、衆目が選んだ人気馬がそれぞれ１、２着し、例年の傾向とは異なる函館２歳ステークスであった。 </p>
<p>　最内枠から効率的にレースを進めたステラリードに比べて大外枠からのレースとなったキョウエイアシュラは終始外を通らされ、尚且つ審議対象にもなったように、道中不利を受けての頭差２着なら、実質的には一番強いレースをしたのが、この馬だったのは間違いない。しかし勝つまでには至らなかったのは、このレースに付きまとう３戦目のジンクスだったのかも知れない。 </p>
<p>　残念だったのは、本線に取り上げた６ノーワンエルスの競馬。スタート直後に大きく跳ね上がり、最後方からのレースになってしまってはその時点で勝利など望むべくはなかった。しかしそれでも、勝馬から０．６秒差の６着まで詰めているのだから、返す返すスタートのミスが悔やまれる。ただそれも含めて競馬。最終的には１、２番人気馬でワンツーの結果なのだから、予想としては大きく外れてしまったことは否めない。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０８．０２　小倉１０Ｒ　小倉記念　Ｇ３</title>
		<link>http://keibasclub.com/?p=103</link>
		<comments>http://keibasclub.com/?p=103#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 01 Aug 2009 13:27:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　昨年は１着にドリームジャニー、２着ダイシングロウ、３着ケンブリッジレーサーと堅い結果で終わった小倉記念だが、今年は昨年とは真逆で、確たる軸馬も存在せず、荒れる雰囲気はプンプンと匂っている。 
　前売り段階では１６ダイシ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　昨年は１着にドリームジャニー、２着ダイシングロウ、３着ケンブリッジレーサーと堅い結果で終わった小倉記念だが、今年は昨年とは真逆で、確たる軸馬も存在せず、荒れる雰囲気はプンプンと匂っている。 </p>
<p>　前売り段階では１６ダイシンプランや９ホッコーバドゥシャ、１０テイエムアンコール辺りが人気を集めているが、そうすんなりとは問屋が卸さないだろう。 </p>
<p>　予想をする上で気になるのは、前週の不良馬場が大きく影響して、内枠から荒れ出して来た馬場状態。土曜の競馬を見る限り、外差し傾向がハマり易く、それ故に展開が結果に大きく影響を与えそうだという考えが本流になりそうな点である。 </p>
<p>　予想する方でさえそう考えがちなら、実際に競馬に直接携わる者の思考が、４コーナー過ぎからの大外からの競馬有利に傾くのは必然である。しかし、ここが勝つか負けるか、儲かるか儲からないかののターニングポイントになるのは間違いない。競馬そのものはサバイバルレースである。つまり、ある馬が勝ち抜く抜く為には、他の全ての参加者を篩落とさなければならない性質を持つということを、改めて肝に銘じなければならない。要は真に強い馬ならば、自らが最も効率的な走りをすれば、結果は自ずと勝利に繋がるが、どんぐりの背比べの戦いの中では、戦法こそが勝利の鍵を握っており、大勢と相反する方法を取る方が、上手くいく確率が高まると言えるのだ。 </p>
<p>　ならば、大勢の考え方に迎合しない競争馬の中から、勝馬候補をピックアップすれば、予想としては効果的といえる。その候補として、７マストビートゥルー、１５アンノルーチェ、１４クラウンプリンセスの３頭を挙げたい。何れの馬も小倉芝の実績はある。そして先行雪崩れ込みを得意とする馬達である。要は大外一気というより、経済コースを通り、勝つ時は首一枚残すレースが出来る馬達である。大外ではなく、先行抜け出しこそが、このレースを勝つ為に一番効率的だと考えた末の期待馬達である。それらが盲点になりそうなのは、何れも現時点の単勝人気が１５倍を超えていることでも証明している。そして、そこまでオッズが付くならば、まとめて３頭の単勝に張ったとしても十分に勝負になると見た。１８頭立ての内の３頭をピックアップするなら、６分の１の絞り込みで、単勝３頭のべた買いでも、当たれば賭け金の５倍になり十分魅力的な狙い目になる。 </p>
<p>　多頭数のハンデ戦といういかにも荒れそうな要素満載のレースの狙い目としては、ここら辺りが妥当な狙い目だと思えるのだが。 </p>
<p>　レース結果<br />
<a href="../../date/20090802.jpg"><img src="../../date/20090802.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/DXlZjyhOans&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/DXlZjyhOans&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　ゴール前は横一線。１着から５着馬まで全ての馬が写真判定になる様な大激戦の今年の小倉記念だった。僅かにゴール板を鼻一つ抜け出したのは、５ダンスアジョイ。内の馬群を縫うように抜け出し、激戦に終止符を打った。 </p>
<p>　５ダンスアジョイの最終単勝人気は６４．７倍。１８頭立ての１６番人気とは、流石に恐れ入った。８歳馬でここまで３５戦して２勝の馬がハンデ戦といえど重賞勝ちを収めるのだから、やはり競馬は難しい。 </p>
<p>　期待した３頭の中では、１４クラウンプリンセスが秒差なしの３着に入った。後少しの幸運があったなら、この馬が勝利していてもおかしくない流れだった。マストビートゥルーが８着、アンノルーチェは１０着だったが、それでも勝ち馬から０．２秒差しかないのだから、馬の純粋な実力よりもやはり運と展開が大きく影響したレースだったと言えるのだろう。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０７．２６　札幌９Ｒ　函館記念　Ｇ３</title>
		<link>http://keibasclub.com/?p=107</link>
		<comments>http://keibasclub.com/?p=107#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 25 Jul 2009 13:31:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　レース名は函館記念なのに、札幌競馬場で開催されるとはこれ如何にといったところだが、これは今年函館競馬場が改装工事のための処置である。 
　例年の函館記念といえば過去10年で４回の馬連万馬券が物語っている様に典型的な荒れ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　レース名は函館記念なのに、札幌競馬場で開催されるとはこれ如何にといったところだが、これは今年函館競馬場が改装工事のための処置である。 </p>
<p>　例年の函館記念といえば過去10年で４回の馬連万馬券が物語っている様に典型的な荒れるハンデ戦。つまりは大勢の意図しにくい馬が上位に食い込むイメージだが、実際のところは前哨戦の巴賞がこのレースの鍵を握っている。距離は１ハロン違うがここをステップとして例年多くの馬が好走しているからだ。今年も注意すべきポイントは例年と変わらず巴賞組と見てまず間違いない。つまり、１ハロン分の距離延長を考慮した巴賞組から参戦する馬の選択が、函館記念の勝ち馬を探す上で最も重要な項目となる。 </p>
<p>　このレース巴賞組の１～３着馬は揃って参戦しているが、今回は前走３着に敗れた１６サクラオリオンに注目する。同馬の札幌洋芝成績は３戦して１着２着３着を各１回ずつ。成績が指し示すように、時計の掛かる芝に特性が高いのは間違いない。父エルコンドルパサーの残した３世代の内２世代目に当たる当馬は、際立った特性でもある力強さを十分に受け継いでいる。前走より１ハロン距離が伸びることで、前回の上位馬を逆転できると見た。よってこのレースの本線は１６サクラオリオンとしたい。 </p>
<p>　エルコンドルパサー産駒とスペシャルウイーク産駒が相見えるハンデ戦。父の世代の戦いを良く知る筆者にとっては、代替競争的な趣も感じ、予想は難解ではあるが、何とも楽しみな一戦である。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090726.jpg"><img src="../../date/20090726.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/SX1pYUIuivY&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/SX1pYUIuivY&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　道中はやや後方から徐々にインを押し上げ、直線に向くとやや強引に外に出し、残り１ハロンで前を行く３頭を捉え、１６サクラオリオンがこのレースを制した。 </p>
<p>　１６サクラオリオンは最終単勝４番人気であったが、オッズは６．５倍で、１番人気のマイネルチャールズの５．４倍とあまり差がなく、オッズが示すように混戦ではあったが、最後に一押し利いたのは、やはり洋芝にも負けない力強さを伝えるエルコンドルパサーの血であったような気がする。 </p>
<p>　勿論鞍上の秋山のファインプレーも見逃せない。中京記念に続いての重賞制覇に導いた手腕は、小回りのローカル競馬場にマッチした戦いをここでも十分に見せつけてくれた。この勝利は馬・厩舎・騎手全ての人間が完璧に仕事をこなした結果であることは間違いない。 </p>
<p>　二着には藤田の乗るマヤノライジン。三着には岩田のメイショウレーガロが入り、終わってみれば配当は今年も荒れ模様だか、上位陣の顔ぶれだけ見ると、然も在りなんと思える今年の函館記念だった。それと上位６頭まで全てが巴賞組だった点は、予想の中核とした考え方に合致しており、勝ち馬を的中したこと以上に非常に満足いく結果となった。 </p>
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		<title>２００９．０７．１９　新潟１１Ｒ　アイビスサマーダッシュ　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 18 Jul 2009 13:39:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　過去8年このレースの勝馬は、後に高松宮記念を勝ちＧ１馬まで上り詰めたカルストンライトオーを除き全て牝馬で占められている。その意味でこの時期行われるアイビスサマーダッシュは『夏は牝馬』の格言の代名詞的レースともいえる。  [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　過去8年このレースの勝馬は、後に高松宮記念を勝ちＧ１馬まで上り詰めたカルストンライトオーを除き全て牝馬で占められている。その意味でこの時期行われるアイビスサマーダッシュは『夏は牝馬』の格言の代名詞的レースともいえる。 </p>
<p>　また、新潟直線１０００ｍは外枠有利なレースとしても有名である。過去馬番で４番枠以内を引いた３２頭のうち、連に絡んだ馬は僅かに一頭のみ。この傾向は開催週に施行されるようになった２００６年以降も変わっていない。つまりこのレースのポイントは外枠の牝馬からということになる。 </p>
<p>　今年のメンバーを見渡すと、気になる牝馬が外枠にずらりと揃っている。前年覇者のカノヤザクラに快速馬ウエスタンビーナス、短距離では安定した成績のコスモベルに底を見せていないアルティマトゥーレと多士済々の顔ぶれである。勿論その間に挟まれた牡馬エイシンタイガーも悪くはないが、このレースはデータ通り牝馬で勝負してみたい。 </p>
<p>　その中で最も有力なのは１２アルティマトゥーレだとは思うが、オッズの要素を付け加えて考えてみると１５コスモベルに食指が動く。１２００ｍではゴール前僅かに足りない詰めの甘さも、坂がなく開幕週の綺麗な馬場での直線競馬なら、それも払拭できると見た。なにより、ここまで闘ってきた相手関係が違う。このメンバーなら力は一枚上。叩き良化型ではあるが、調教では常に好調さをアピールしているタイプの馬は、久々の本番でもある程度信頼できる。また有力馬の一頭である１４エイシンタイガーと同厩舎なのも悪くはない。二頭出しなら、人気薄の方に張るのが競馬の常套なのは間違いない。 </p>
<p>　日本で最も短く速いアイビスサマーダッシュ。今年もその攻防はこの季節と同じく、熱く激しいものになる。この一点だけは間違いないことだと確信している。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090719.jpg"><img src="../../date/20090719.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/tKH4lOXHYLY&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/tKH4lOXHYLY&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　今年もこのレースの勝者は外枠の牝馬。１７番のカノヤザクラが昨年に続いての連覇を達成した。スタート良し、中良し、終い良し、僅か１０００ｍの競馬ではあるが、鞍上小牧のエスコートは昨年以上に完璧で、２着以下を全く寄せ付けない完勝劇だった。人馬ともに余程このコースとの相性が良いのだろう。昨年の夏のスプリント王者が順頭に今年も絶好のスタートを切って見せたというところか。２着にも昨年３着馬のアポロドルチェが入り、新潟直線１０００ｍ競馬の実績のある馬は素直に買える結果となった。快速だけではなく、終わりの切れも併せ持つ短距離馬こそが、このコースの適性が高いということである。 </p>
<p>　３着にはアルティマトゥーレ。この馬も先行して現時点での実力発揮できたが、勝馬になるには少し足りなかった。しかし、それも勝馬が強過ぎただけのこと、次戦以降もまだまだ目は離せない存在であることは間違いない。 </p>
<p>　期待したコスモベルは初めての直線競馬についていけず、７着と残念な結果となってしまった。これはコースの所為もあるが、やはり久々であったことが一番の原因であろう。休み明けはそれまで４戦していて複勝圏の突入なしといった条件に目を背けた罰である。この点は反省は必要である。しかし、一叩きされた次戦以降、今一度期待はしている。 </p>
<p>　最後に一番人気に奉られたエイシンタイガーは５着だった。全体として流れに乗れた競馬だったと思うが、最後の踏ん張りが利かなかったのは、今時点のこの馬の実力なのであろう。 </p>
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		<title>少数派の勧め</title>
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		<pubDate>Mon, 06 Jul 2009 13:08:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>

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		<description><![CDATA[　基本的に馬券で儲けている人間は、広く定説として扱われているように全体の５％以下の人間しかいないであろう。日本の馬券の様に連複馬券で控除が売上の２５％も搾取される仕組みではどう計算してみても、これ以上の割合でプラスになる [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　基本的に馬券で儲けている人間は、広く定説として扱われているように全体の５％以下の人間しかいないであろう。日本の馬券の様に連複馬券で控除が売上の２５％も搾取される仕組みではどう計算してみても、これ以上の割合でプラスになることはない様に思える。（ここでは詳しく述べないが海外と比較すると日本の馬券の控除率はべらぼうに高いのは間違いない。） </p>
<p>　馬券に勤しむ人間は多く、その数からすると、馬券参加者の回収率はある程度の正規標準偏差曲線を描く。標準偏差曲線とは山型のラインであり、テストの偏差値で頻繁に利用されるような曲線である。偏差値と同じ様に中間点が一番そこに属する人間が多くそこからそれ以上に勝つ方向と負ける方向に行くにつれ、それぞれ逓減していく形である。一番多くの人が属する山の頂点を境にして縦に引くことができるのが７５％の回収率ラインに当たる。 </p>
<p>　つまりこのラインを境にして右に行くほど優秀で、左に行くほど馬券下手となる。かなり多くの金額を競馬で摩っていようと回収率が７５％以上あるなら、競馬参加者全体の中では平均よりも上のレベルと考えることはできる。これからすると、ＴＶのニュースなどで億単位の金を横領した人間が、その金の遣い道の代表例として真っ先に競馬を挙げるのも強ち嘘ではないだろうことは良く分かる。要は平均レベルの馬券参加者では、勝ち負けレベルの話など全く別次元のお伽話でしかない。つまり、勝つレベルまでの少数派に属す為には、勝ち負けのボーダーがかなり右に移動する必要があり、その境界レベルが先に挙げた５％あたりのラインになると見なすことができるのである。 </p>
<p>　但し、これはのべ掛け金に基づく考え方であり、勝つ人間のみが資金を増大してより賭け金を上乗せしていけることを考慮すると、常に勝ち組に属する人間の数自身は更に少数になる。受験生レベルに置き換えると、全受験生の中で東大を目指せるレベルの人間が漸く勝ち負けを語り始められるといったことになる。勿論これは全参加者に対する割合の少なさを例えたもので、競馬で勝つ為には東大レベルの学力が必要であるといった類いのことを申しあげているのではない。競馬に於ける的中能力のレベルが全体の中で５％以下のかなり少数であることを示した例えに過ぎない。ただし、競馬を正しく分析するという点では、それを論理的に構築する能力は、ある意味並みの東大生を凌駕した能力の持ち主であることも間違いないだろうが。 </p>
<p>　ここで重要なのは勝つ為にはかなり少数派に属さなければならないということだけである。勿論全レースで的中し且つ儲けることなど誰もできないのはわかっているし、その必要もないのだが、トータルとして見た場合は、必ず少数派に属している必要があるのだ。しかし、ここに競馬の最大の難点が含まれている。つまり最終的により多数に支持される馬である程的中率が高く、馬券を的中させるという行為自体が多数派に迎合してしまうという矛盾を孕んでいる点である。 </p>
<p>　ブックメーカーの様に購入時点のオッズが的中時に払いだされるのであれば、もっと儲かる手段は存在するのだが、最終売上から控除額を差し引き配当オッズに変換するＪＲＡのやり方では、馬券購入時点で的中時の正確な払戻金を計算することはできない。そう考えると日本の馬券は酷く窮屈なものに映る。サービスの側面だけから考えると、もし法律でここまで厳格に禁じられていなければ、ブックメーカー等の方法で日本の馬券の売り上げの大半を搾取してみせることなど、いとも簡単に出来るのは間違いない。ただ日本国で競馬する以上、現行の馬券の枠組みに順ずるしかない。 </p>
<p>　話を戻そう。少数派の勝組になるというのはどういう事を指すのかということである。この解釈を間違えるから多くの馬券参加者は的中率と回収率の背理のラビリンスに迷い込み、そこから逃れられなくなっている。実は答えは至極簡単である。買いたいと思う目のオッズと自ら計算したその目の的中率の掛け算が１００％を超えればいいだけの話である。別の見方をすれば、購入目のオッズが持つ平均的中率より１．３４倍以上の割合で当てることができればいいともいえる。例えば単勝一番人気なら的中率は約３５％なので、常に一番人気を購入するならばその平均的中率は少なくとも３５％の１．３４倍に当たる４６．９％以上あれば少なくとも勝ち負けレベルになる。つまりオッズに見合う以上の確率で的中させる方法論を行使することこそが少数派に属する道だと言い換えることができる。 </p>
<p>　『買い目は間違いなくオッズに影響を受けるべきである。』これは儲ける為の格言として必要な理屈だと現時点では考えている。オッズに影響を受けるとは常にオッズを見ながら買い目を選択する必要があるということである。トータルにおいて必ず勝つ目など存在しない。ならば張り手は常に自分の馬券の的中率がどれくらいのレベルか意識する必要がある。その的中率を現実のオッズと掛け合わせることで始めて自らの期待値を推し測ることが可能になる。そして回収率が１００％を超えるとみなせるレースだけが、参加するに値するレースになる。 </p>
<p>ただ買い目が人気馬に迎合している時点で既にかなり高い的中率を要求されるが故に、人気馬を追い求める馬券の方法論が儲かる理論に成り難い。よって結果として、その方法論が買い目も少数派に属するものに変化せざるを得なくなる。なぜならば、本命付近に大抵の場合は儲かる目など存在していないからだ。要は儲かる方法論に準ずることで、買い目さえも少数派に誘う役割を果たすことになる。総じて、全てが少数派に属し、引いては馬券で儲けるスタートラインには立てることになるのである。 </p>
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		<title>２００９．０７．０５　札幌９Ｒ　函館スプリントＳ　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 04 Jul 2009 13:42:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　オッズはある意味トータルでは概ね結果に迎合するものである。それは単勝１番人気の勝率や平均配当が１０年前から現在に至るまで高い精度で然程変動がなく推移していることからも見てとれる。つまり馬券を当てるだけならば上位人気馬か [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　オッズはある意味トータルでは概ね結果に迎合するものである。それは単勝１番人気の勝率や平均配当が１０年前から現在に至るまで高い精度で然程変動がなく推移していることからも見てとれる。つまり馬券を当てるだけならば上位人気馬から順に買って行けば極めて簡単だということである。しかし馬券で儲けることは当てることに比べて遥かに難しいのは今更ここで取り上げるまでもない。 </p>
<p>　単勝人気を用いた馬券術は古くから競馬必勝法の主流といえる方法である。単勝の売上が馬券売上に占める割合が３％程度しかないにも関わらず、常に各馬の人気度を測る指標で持て囃されるのは単純に出走各馬の横の比較が簡単に理解しやすい為であろう。しかし、実際に単勝の人気と馬単３連単の頭としてのオッズを比較してみると中間オッズの段階では、意外と乖離しているものである。いやそれゆえにまた馬券絞り込みの方法論として重宝されるのかも知れない。 </p>
<p>　このレースの前日１７時台のオッズで単勝１番人気は３マヤノツルギである。しかし、当馬は馬単や３連単の軸としては４番人気に過ぎず、複勝に至っては５番人気でしかなく、単勝売上と比べるとかなり乖離した状態であるのが分かる。競馬に何某かのインサイダー情報が存在し、それに基づく過剰オッズの存在があると主張する単勝オッズを元にする異常オッズ派にとっては、今回の３マヤノツルギは恰好の買い目ターゲットとなるのだろう。 </p>
<p>　マヤノツルギに乗る藤田騎手は前走快勝に導いた１エイシンエフダンズではなく、重賞とは言えど前走１４着に惨敗しているこの馬を選択しているのだから、騎手の視点からも強ち勝算は低くないと思われる。また、札幌芝での実績に２着が含まれていることも洋芝の適正を物語っており、当馬の推挙を後押しする。加えてそれらを大きく裏付ける指標として先に挙げた単勝オッズの盛り上がりに乗るのも悪くはないと判断した。後はゆっくりと人気が連複傾向に迎合して人気薄の方向に乖離していければ当馬に張る行為はより正当化されることになる。 </p>
<p>　他には、このメンバーで唯一の牝馬である６グランプリエンゼルを押さえたい。過去３年のサマースプリント王者が全て牝馬であることを考えると３歳馬であっても全く侮れない。内田博→熊沢への乗り替わりは大きなマイナスだが、それ以上にこの馬も札幌芝の戦歴が１戦１勝の適正を見せているのが魅力で、マヤノツルギとの馬連の相手として唯一頭取り上げることにしたい。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090705.jpg"><img src="../../date/20090705.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/NkEUvmpWFp4&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/NkEUvmpWFp4&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　このレースを制したのは３歳牝馬ながら１番人気まで押し上げられた６グランプリエンゼルだった。 </p>
<p>　道中は楽に先行３番手につけて、直線に向くと軽やかに先頭に躍り出てそのまま先頭でゴールを駆け抜けた。５１Ｋの軽ハンデが利いたとはいえ、正に完勝。唯一の牝馬にここまでやられては、『夏は牝馬』という格言の効力は少しも色褪せることはない。 </p>
<p>　期待したマヤノツルギは直線１エイシンエフダンズに進路をカットされたが、その段階では既に脚はなかった。道中はスムーズな競馬ができているように思えたが、直線では全く伸びを欠いた。 </p>
<p>　代わりにゴール前鋭く迫ったのは９歳馬タニノマティーニ。流石はこのコースのレコードホルダーだけのことはある。この馬にしてはやや後ろの位置取りだったが、些かも衰えを見せない脚力は健在で、穴目の評価をあざ笑うかの様な見事な走りだった。 </p>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０６．２８　阪神１０Ｒ　宝塚記念　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 27 Jun 2009 14:45:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　１０ディープスカイは昨年の天皇賞秋以降４戦して３着、２着、２着、２着と何れのレースも勝ち切れないが、強豪相手に高いレベルで安定した走りを続けている。それらのレースで敗れた相手はウォッカ２回に、ダイワスカーレットとこのレ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　１０ディープスカイは昨年の天皇賞秋以降４戦して３着、２着、２着、２着と何れのレースも勝ち切れないが、強豪相手に高いレベルで安定した走りを続けている。それらのレースで敗れた相手はウォッカ２回に、ダイワスカーレットとこのレースにも出場してきた９ドリームジャーニーと１０スクリーンヒーローの僅か４頭のみ。その内実力断然のダイワスカーレットは既に引退しており、ウォッカも今回このレースを回避したのなら、ディープスカイが前売り段階で単勝５０％強の支持を受けるのも当然と言えば当然のことである。 </p>
<p>　サンデー亡きあとの最有力後継種牡馬と見なされるまでになった父アグネスタキオンが先日急死したことも、この馬を勝たせる為に競馬と言う名のドラマが用意したプロットの一つに思える。過熱気味の単勝人気はそんな競馬ファンの想いも込めた盛り上がりでもあるのだろう。 </p>
<p>　おそらく今回のディープスカイは勝つか負けるかではなく、勝つか２着になるかのどちらかだろう。つまり、馬連で勝負するなら１０一頭軸の総流し馬券が一番的中率が高い賭け方になると思われる。 </p>
<p>　しかし、馬単の１着固定流しや単勝での勝負についての見解は異なる。ディープスカイは有力だが、このメンバー相手でも頭で間違いないまでの確信はないというより、今回も何かに足元をすくわれるのではないかという疑念を払拭することはできない。ディープスカイは優れた一流馬なのは間違いないが、超一流と呼ぶには些か足りない部分が見受けられるからだ。スピードや瞬発力といったどの能力もきわめて高いものをバランス良く有してはいるが、その何れもが飛び抜けたものでない為にこうも惜しいレースが続いているともみなせるのだ。 </p>
<p>　ディープ自身どんな展開でも好走するが、展開毎でディープスカイより走破スピードの優る馬が存在するケースが多い馬と言えるのではないだろうか。例えば、昨年のジャパンカップでは先に抜け出したスクリーンヒーローの方が、そのレース展開では速くゴールまで到達することが出来たし、差し展開であった大阪杯や安田記念ではディープよりもドリームジャーニーやウォッカの方がよりその馬達の武器である差し脚が優る展開に成り得たということである。無論ディープスカイ自身優れた馬なので、レースで敗れはしたが、何れもあと一歩の惜しい敗戦だったことは間違いない。だが常に足りないのは、絶対的な突出した武器を持っていないからだらとも言えるのである。そう考えると馬単なら、このメンバーでも２着付けの馬券が最も妙味がある狙いと考える。 </p>
<p>　ならば頭候補はどの馬か？この対象としては実際に直接対決でディープスカイを負かしたことのある９ドリームジャーニーか１０スクリーンヒーローあたりが定石だろう。しかし、１０スクリーンヒーローはジャパンカップ以降は今ひとつ。前走の天皇賞春でもマイネルキッツから２．７秒も引き離されて負けているようでは相手にはならない。 </p>
<p>　ならば９ドリームジャーニーしか残っていない。但しこの馬を前走で封じ込めた１マイネルキッツと７アルナスラインは確実に抑えておきたい。 </p>
<p>　勿論心情的にはディープスカイに勝ってほしい。しかしどんなに頑張っても２着にしかなれない『どつぼ』と言う状況は存在する。そして今までの競馬の流れを見るならば、ディープスカイを『どつぼ馬』と見なせば一番効率的な馬券の買い方になるのは間違いない事実だと思うのである。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090628.jpg"><img src="../../date/20090628.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/tJpEgav3KKw&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/tJpEgav3KKw&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　やはりと言うか、残念と言うべきか。杞憂は現実になり、予想としては勝ちではあるのだろうが、競馬全体を考えたならば今一つ喜び難い結果でもある。 </p>
<p>　断然の一番人気であろうとＧ１クラスの究極のレースでは、やはり僅かに嵌らなかった。１０ディープスカイはどんなコースでもどんな相手でも持てる力を出し切ることができるのだが、展開毎に更に優る馬には叶わない弱点をここでもまたしても晒してしまった。 </p>
<p>　しかし別の見方で言うと、オールラウンダーではあるが王者には成り切れない『どつぼ馬』がここまで人気を集めてくれるのなら、馬券は割と簡単な面もあると言うことだ。膨れ上がった人気馬の賭け金が一気に勝馬の配当に注がれるのだから難しい事はなにもない。但し１０の上に２頭もいたのは少々計算外ではあったのだが。 </p>
<p>　勝ったドリームジャニーは正に完勝。Ｇ１で２着に０．３秒差付けての勝利ならどこにも非の打ちようがない。池添騎手はデビューから今まで彼の単勝を買い続けるだけで黒字になる極めて稀有な中央の一流騎手である。それほどまでの腕をここでも十分に見せつけた格好となった。陣営の仕上げも見事だったが、昨年の夏から武豊に替わってこの馬の主戦となり、このレースで見事に２歳チャンプを再びＧ１馬に返り咲かした手腕は絶賛に値する。 </p>
<p>　２着は僅かに８サクラメガワンダー。ここでは１つ足りなかったが、１０ディープスカイを抑え込んでの２着は大いに胸を張っていいだろう。６歳ならまだまだ老け込む歳でもない。秋にも十分期待できる走りであった。 </p>
<p>　ただ残念なのは天皇賞春の１、２着馬。いつもながらのスピードの足りなさを露呈してしまった。やはり両馬とも戦法としては前からなだれ込むレースの方が合っているのだろう。アルナスラインに至っては最後は前が詰まり全然追えていない。騎手の性格にも依るのだろうが以前の和田騎手の方がこの馬には合っていると感じられるほどの残念な内容となってしまった。 </p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０６．２１　阪神１０Ｒ　マーメイドステークス　Ｇ３</title>
		<link>http://keibasclub.com/?p=122</link>
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		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 14:47:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　前売り段階で、一番人気の５ベッラレイアでさえ単勝オッズが４倍を超えている。いつもながら競馬参加者全体の認識は見事にこのレースの特徴を表現している様だ。 
　正に、『本命無き混戦』と言ったところか。要は牝馬のＧ３のハンデ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　前売り段階で、一番人気の５ベッラレイアでさえ単勝オッズが４倍を超えている。いつもながら競馬参加者全体の認識は見事にこのレースの特徴を表現している様だ。 </p>
<p>　正に、『本命無き混戦』と言ったところか。要は牝馬のＧ３のハンデ戦で１６頭立てのレースならどこにも本命に張る理由は見当たらないと言うことである。しかし下位の馬にも目を引く馬が特に見当たらず、とっかかりに悩むメンバー構成のレースである。 </p>
<p>　能力値的には３ザレマあたりが有力なのだろうが、これだけ勝ち身に遅いと複勝までなら張れても、頭までは積極的に狙いにくい。また、勢いならば５２Ｋの軽ハンデの恩恵もある１０ニシノブルームーンも悪くないが、このメンバーゆえに人気になり過ぎてこちらも今一つ食指が動かされない。 </p>
<p>　ならば能力だけは足りていて尚且つ人気のなさそうな８レインダンスあたりが唯一の狙い目か。どこに張ってもたいしての差のないメンバー相手ならば、この馬の末脚に賭けるのも悪くはないと判断した。３歳時はあのダイワスカーレットの２着にも好走したことのある８レインダンスなら、Ｇ３辺りで格負けすることはない。 </p>
<p>　ただそれも厭くまで暫定処置である。これだけ難解なレースは少なくとも本命寄りには賭けない。そして軸１頭から穴目だけに少しだけ賭けるのが賢い馬券購入者の姿だと思うのである。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090621.jpg"><img src="../../date/20090621.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/rBkEpmxrFGU&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/rBkEpmxrFGU&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　１番人気のベッラレイヤは４着、２番人気のリトルアマポーラが３着、４番人気のニシノブルームーンが２着と上位人気馬はそれぞれそこそこのところにまでやってきたが、どの馬も頭まで来れなかったのは事前のオッズの不安定性に裏打ちされた通りの結果だと感じられたレースだった。 </p>
<p>　頭は１枠を生かし乗り替わりの和田騎手が逃げたコスモプラチナム。レース後のインタビューでも頻りに語っていた様に｢ハミを抜いて走らすことができたので・・・｣と思い描いた通りのレースが完璧に行うことができた結果が、この勝利に見事に結び付いたのは明らかである。正に騎手の手腕が、レース結果に大きく影響したともいえる。 </p>
<p>　この展開は事前に予想できたが、近走の実績とスピード指数から見てどうしても勝ち馬をピックアップすることはできなかった。しかし、単勝配当２，２１０円の馬なら、狙いとしては十分旨みはあったのだろう。ただ馬以上に、この馬の能力を全て出し切らせた騎手の腕をそれほど重視できなかった思想回路が間違いだったと言うことだ。それだけに、このレースにおける和田騎手の手腕に改めて賛辞を送りたい。 </p>
<p>　オッズ的には同じ様な位置にいた８レインダンスが殿に敗れているのを見るにつけ、相変わらず自分の予想の方向性が迷走していることを知る今日この頃でもある。まあそれも含めて競馬だが、難解なレースだと知りながら態々的外れな予想を披露する自身の厚顔無恥さ加減だけはこの場で反省するのみである。 </p>
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		<title>２００９．０６．１４　中京１０Ｒ　ＣＢＣ賞　Ｇ３</title>
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		<pubDate>Sat, 13 Jun 2009 14:49:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　『栄枯盛衰』は世の常だが、特に競馬においては、この言葉を強く噛みしめさせられるケースにしばしば巡り合うことになる。例えば今年の日本ダービーを見た者なら誰もが、おそらく改めてこの言葉の意味を実感させられたことだろう。しか [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　『栄枯盛衰』は世の常だが、特に競馬においては、この言葉を強く噛みしめさせられるケースにしばしば巡り合うことになる。例えば今年の日本ダービーを見た者なら誰もが、おそらく改めてこの言葉の意味を実感させられたことだろう。しかし、その後のレースのオッズを見る限り、今後に意外と生かされていないと見受けられるのも『喉元過ぎれば熱さを忘れる』人間らしい思考性向と呼べるものなのかも知れない。 </p>
<p>　このレースも前走３番人気で同コースを快勝した１０トレノジュビリーに人気が集まりつつある。勿論１０の前走の走りは大いに認めていいとは思うが、それは人気と見比べてのもの。オッズと比較して見た場合に美味しい走りであっただけで、それにより人気になる今回は『衰』の目を大いに意識した方が良い結果に落ち着きやすいのは前述の通りである。 </p>
<p>　それとは逆に、前レースで１番人気に祭り上げられていた７モルテグランデにとって今回のレースは、『盛』に返り咲く大きなチャンスである。前走は休み明けにも関わらず、押し上げられた１番人気となったが、それでも勝ち馬と０．３秒差しかない走りに、勝った馬以上の期待を抱かせる。 </p>
<p>　今回は１０との斤量も２Ｋ有利になるのなら、オッズから見た狙いは十分に立つ。騎手は２流になるがオッズからはそれほど気にすることもない。よってこのレースの本線は７モルトグランデとしたい。 </p>
<p>　他にはどれも横一線。なので前に付ける脚がある馬を中心に馬券を組み立てるのがベターだろう。 </p>
<p>　前年のこのレースの覇者はスリープレスナイト。ダート実績しかない馬ではあったが、このレースに勝利しそこから瞬く間にＧ１ホースになったのは記憶に新しい。その例から言えるのは、このレースを勝つ能力には、速さだけではなく同時に力強さを合わせ持った馬の方が良いということである。そしてまたその結果から付け加えるならば、スリープレスナイトを勝利に導いた今回７モルテクランデに乗る上村騎手を２流と評したことは、些か過ぎた表現と言えるのだろう。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090614.jpg"><img src="../../date/20090614.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/SCJhjRz7gYc&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/SCJhjRz7gYc&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　一番人気必至だった１０トレノジュビリーが疾病の為に直前になって出走を回避したことで、荒れそうな要素は更に大きく増大した今年のＣＢＣ賞。レースは１２番人気のプレミアムボックスがゴール寸前で先に抜け出した１７エイシンタイガーを首差捉え、３着には比較的人気のスピニングノアールが入ったが、３連単の配当は４０万馬券と当初の予感に違わぬ荒れ模様の結果となった。 </p>
<p>　大外から伸びたプレミアムボックスは外寄りの枠も良い方に転び、馬場の良いコースを選択出来たことも大きかった。３着に敗れたスピニングノアールの福永騎手が「コース取りが悔やまれる」とレース後語った様に、最終週の馬場を生かし切った鮫島騎手の好騎乗を素直に褒めたい。 </p>
<p>　期待した７モルトグランデは勝負処でも反応できず、勝ち馬から０．５秒差離された７着に終わった。レースもオッズもどちらも中途半端で、結果から見れば、賭すにはやや物足りない目だったことは明らかだった。つまり今週も予想は曇りがちで、その意味では残念なレース結果となってしまった。中京のモルトグランデよりも東京のシンゲンを選択し、見事勝利して見せた藤田騎手。この点さえもっと十分に理解していればもう少しましな予想になったのだろうが・・・。 </p>
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		<title>２００９．０６．０７　東京１１Ｒ　安田記念　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 06 Jun 2009 14:51:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　芝マイル８戦６勝２着２回、東京芝８戦４勝、２着２回、３着１回、４着１回、この成績を見ただけで３ウオッカが最も得意とする条件は、このレースの舞台でもある東京芝マイルということが分かる。ライバルダイワスカーレットがターフを [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　芝マイル８戦６勝２着２回、東京芝８戦４勝、２着２回、３着１回、４着１回、この成績を見ただけで３ウオッカが最も得意とする条件は、このレースの舞台でもある東京芝マイルということが分かる。ライバルダイワスカーレットがターフを去った今、ウオッカが現役最強馬と評しても多くの競馬ファンにとっても異論は少ないだろう。牡馬混合のＧ１レースに関わらず、前売り段階ではあるが、６ディープスカイをも抑えて堂々の一番人気に推し上げられていることこそが、それを如実に物語っている。 </p>
<p>　しかし、ウォッカは今回で今季４戦目。しかも海外２戦、国内１戦と消耗の激しいレースを既に３戦を経ての戦いとなる。３週前には同舞台で圧勝して見せたが、その事実が更に漠然とした不安を掻き立てられる要素と考えてしまうのは、競馬自体が持つ不確実性だけに起因した感情なのだろうか。 </p>
<p>　当然ギャンブルを行う上で１００％の確証などないし、そんなものに幻想を抱いているわけでも、欲している訳でもない。必要なのはオッズに見合うだけの確証か否かということだけだ。その意味で前述の感情は、オッズと見比べての期待値の低さを感じ取ったがゆえのものなのだろう。 </p>
<p>　ただ万一今回ウオッカがこけようと、第二、第三の矢である、６ディープスカイと１３スーパーホーネットがそれを補って余りあるのは間違いない。つまり、おそらくこのレースは三つ巴の戦いと見てまず間違いないだろう。 </p>
<p>　体調の不安、馬場の不安、脚質の不安。有力馬３頭にはそれぞれ幾つかの不安点を抱えているが、それは競馬全体を常に包んでいる不確実性となんら変わりはない。それらを全て撥ね退ける能力が３頭には十分備わっていると見るのが正しい見解であろう。 </p>
<p>　つまり、このレースに於ける不確実性は、馬券対象として上記３頭以外には、良くて１、２頭レベルの推奨で事足りるということになる。 </p>
<p>　で、だ。その僅かな隙間にハマる馬として唯一一頭８アブソリュートを推奨する。芝マイル５戦４勝。東京芝６戦３勝、２、３着が各１回ずつの実績馬。重賞は２走前の東京新聞杯勝ちの一つだけだが、そのレースで道悪の馬場を力強く抜け出した脚は、今回の馬場にきっとマッチする筈。ダビスタで有名なゲームプログラマー薗部博之氏の持ち馬でもあり、宗像厩舎で田中勝春騎乗とくれば、Ｇ２ハンターだったバランスオブゲームを思い出させる。 </p>
<p>　バランスオブゲームもそうだったようにＧ１奪取には、Ｇ２を勝つことと比べて、遥かに高い壁が立ちふさがっているものである。８アブソリュートも良くてＧ２クラスの馬かも知れない。しかし全てはオッズと見比べて、そこに僅かながらでも正の期待が持てるなら張ることには躊躇はしない。 </p>
<p>　速さと力強さの両方の能力を求められる府中マイルで勝つのは真の実力を持った馬である。しかし時に実力は運という要素も多分に含まれている。そして僅かな好機を逸することなく最高のフィナーレを迎えることのできる馬は、唯一頭だけしかいないというのが、競馬という名のゲームなのである。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090607.jpg"><img src="../../date/20090607.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/mv9d-q2MlD4&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/mv9d-q2MlD4&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　ウォッカの直線は、府中でなかなかここまで酷い事は無いほどの前の詰まり様。昨今の武豊らしい騎乗の拙さであった。漸く僅かに一頭分のスペースを見つけたのはゴール一ハロン手前。そこから数馬身前を行くディープスカイを掴まえるのだから、牝馬とは思えない驚愕の強さを、この一戦でまたも多くの人間に知らしめた。 </p>
<p>　｢（ウォッカがスムーズな競馬をして）まともならおそらく４、５馬身突き離されていた筈｣とディープスカイの四位騎手がコメントで語った様に、これほどまでの不利を撥ね退けての勝利に、驚きを通り越し、ウォッカの強さに戦慄さえ覚えた今年の安田記念だった。 </p>
<p>　今年一杯でおそらく引退だろうが、残された数戦に更なる期待を抱かずにはおられない魅力的な走りであったことは間違いない。後世には『不世出の名牝』、『日本競馬史上最強牝馬』と呼ばれるだろうが、ウォッカを如何に形容しようとその強さを表すことの出来ぬほどの結果であり、素直にその実力を讃えたい。 </p>
<p>　敗れたディープスカイも府中マイルでウォッカが相手だったからこその敗戦。昨年の天皇賞秋から勝星には見放されているが、それも勝負の綾。強さは疑いようもなく、次走の宝塚記念ではもっと弾けた走りを見せてくれるだろう。 </p>
<p>　７着に敗れたスーパーホーネットは、力のいる馬場では少し足りなかった。今回も馬、騎手ともにＧ１には届かなかったのは残念である。 </p>
<p>　３着のファリダットは道中離れた最後方を進み、直線だけで３着まで押し上げたが、これはひとえに騎手の腕。大舞台での安勝の巧さをまたも見せつけられた格好になった。重賞未勝利の馬をこのレースで３着に持ってくる技術の高さは流石超一流と呼べるレベルの騎乗だった。それにハナ差４着のカンパニーは、Ｇ１での指定席といったところか。Ｇ２レベルの馬とＧ１レベルの馬の違いを示す走りともいえるのだろう。 </p>
<p>　最後に少し期待した８アブソリュートは、前走の休み明けでの大幅な馬体減を回復していたがそれだけでは足りなかったということだろう。次走あたりは変わるだろうが、Ｇ１では馬も騎手もまだまだ荷が重かったのは間違いなく、その意味では本サイトの予想も稚拙であったと言わねばならないのである。 </p>
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		</item>
		<item>
		<title>２００９．０５．３１　東京１０Ｒ　東京優駿　ダービー　Ｇ１</title>
		<link>http://keibasclub.com/?p=413</link>
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		<pubDate>Sat, 30 May 2009 05:57:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　「最悪の展開になってしまいました。短い距離で逃げるなら折り合いがつくんですけどね。これで見ていた人も分かると思いますが、長い距離は向かないです」これは、皐月賞直後の武豊がリーチザクラウンの惨敗について語ったとされた発言 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　「最悪の展開になってしまいました。短い距離で逃げるなら折り合いがつくんですけどね。これで見ていた人も分かると思いますが、長い距離は向かないです」これは、皐月賞直後の武豊がリーチザクラウンの惨敗について語ったとされた発言である。これに違和感を感じたのは筆者一人ではなかったに違いない。 </p>
<p>　２０００ｍの距離のレースに出走したことがそもそも間違っているのではないかとも取れる、馬の起用法にまで踏み込んだ内容に、勝っても負けても発言だけは完璧にクレバーにこたえる武豊らしさはない。しかし、先日このコメントについて「誤りではないか」との指摘を受けたため、取材者に確かめた結果、「短い距離で」という部分は、「単騎で」（1頭単独で先頭に立つこと）という武騎手の発言を聞き間違えたということがわかり、さらに「長い距離は向かないです」という箇所は、武騎手が発言していないにもかかわらず、取材者が推測で付け足したことも判明した。 </p>
<p>　レースから１ヵ月以上経って、しかもダービー間際のこの時期に事実が判明したことに、些か胡散臭さも感じるが、訂正された内容自体には納得はできる。 </p>
<p>　もともとリーチの調教師橋口氏は｢先行馬よりも差し追い込み馬の方が断然好き｣と公言して憚らない人物。その兆候は快勝したきさらぎ賞の勝利インタビューでも見受けられる。｢結局逃げて勝ちましたが、今回のメンバーでは仕方がない。｣｢逃げてＧ１を制した馬が今までどれだけ多くいると思うのですか｣とここでも発言内容は、豊らしくはない。つまり、逃げて快勝してみせたレース後の勝利ジョッキーが口にする言葉としては、かなりいい訳じみた内容に感じられるのだ。 </p>
<p>　曲解すれば、武豊としては、リーチザクラウンの現時点の戦法は、逃げがベターだが、調教師の手前と、自らの不調が重なり皐月賞では中途半端な騎乗しかできなかった。というのが本音なのだろう。 </p>
<p>　要はリーチについては、ここに至り漸く、武豊らしい競馬に徹することができる御膳立ては整ったということだ。｢今回は思い切って乗るだけ｣とダービーへの意気込みを口にした武豊にとって、このレースの戦略としては最早高速ラップの逃げしかない。今回のリーチの人気は単勝４番手あたり。これならダービーのプレッシャーはかなり軽減されるだろう。人気でも戦法でも迷いがない方が上手くいく確率は高まる。ケレン味ない逃げ戦法は諸刃の剣だが、肉を切らせて骨を断つのが勝負の鉄則。リーチが逃げるのならば、ゴール間際の勝ち負けレベルまでギリギリ踏ん張れるのではないかと見た。 </p>
<p>　しかし、予想はここでは終わらない。実は武豊はここまで中央のＧ１を６１勝もしているが、逃げきって勝ったケースは一度もないのだ。これは驚くべき事実である。快速の愛馬サイレンススズカでそのジンクスを打ち破るかと思われたが、レース途中の壮絶なる事故で、スズカともども夢は、府中のターフに散っている。 </p>
<p>　そう見ると、きらさぎ賞後の武豊の｢逃げてＧ１を制した馬は数多くいる｣旨の発言は自分への問いかけだったのかも知れない。逃げ、先行は勝つ為のベターな手段だが、Ｇ１レベルの究極の勝負では、前の馬を捉えるといった馬の本能が、刹那の運を手繰り寄せるのものなのかも知れない。 </p>
<p>　おそらく今年のダービーもそうなるだろう。ゴール間際ギリギリの攻防。勿論ここ１０年以上圧倒的な成績を納めている１番人気の１８アンライバルドは、その戦いに加わってくるのは間違いない。 </p>
<p>　しかし、それ以外にも有力馬は多く、オッズ程能力の差異が際立っているとは思えない。ならば、展開が結果に大きく影響を与えるのは必然である。その意味で、本気で狙ってみたいのは高速で逃げると思われる１２リーチザクラウンを間近でマークできるであろう馬達。９ジョーカプチーノと１０アントニオバローズである。 </p>
<p>　ともにマンハッタンカフェ産駒であるにも関わらず、マイルの重賞を制しているのも因縁めいている。この予想が無理筋だったのかどうかは結果からは明白に断定できる。しかし結果が出るまでは、今年もなかなか楽しめそうなダービーになるのは間違いない事実なのである。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090531.jpg"><img src="../../date/20090531.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/y37b0nD1Sr4&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/y37b0nD1Sr4&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　このレース、結局高速で逃げたのは９ジョーカプチーノの方だった。１２リーチザクラウンは離れた２番手を進み、１０アントニオバローズは４番手あたりの１２をマークする予想通りの位置取りでレースは流れた。 </p>
<p>　直線に向く頃には９ジョーカプチーノの脚は完全に上がり、代わって先頭に立ったのは１２リーチザクラウン。ここから１２リーチザクラウンも踏ん張ったが、それを内から余裕で交わし去ったのが、皐月賞で一敗地にまみれた１ロジユニヴァースだった。 </p>
<p>　今回は不良馬場に助けられた面もあったが、やはり皐月賞１番人気の実力は本物。今年のダービーで１ロジユニヴァースは見事な復活劇を遂げた。 </p>
<p>　１２リーチザクラウンもかなり良い競馬はできたが、勝ち馬に比べるとまだまだ成長途上の馬。完成度を求められる春のクラッシックでは少し足りなかったということだろう。しかし、才能だけでここまで走れるのだから、やはり末恐ろしい馬という評価は揺るがない。 </p>
<p>　期待した１０アントニアバローズは１２リーチに頭分だけ叶わず、３着に敗れたが内容としては上々だった。人気はなかったが今回の条件なら十分やれると踏んだ通り。皐月賞の１、２番人気馬との組み合わせの３連単馬券の配当が２０万円馬券なら予想の方向としては及第点は付けられる。 </p>
<p>　１８アンライバルドは結局１２着。１番人気馬としては大敗だが、今回のレースは１８にとって勝てる条件ではなかった。今後もそうだろうが、ロジユニヴァースが勝つようなレースでは、アンライバルドが大敗するケースも多く見受けられるだろう。それはアンライバルドが向く条件とロジユニヴァースが向くレース条件は全く異なるということである。つまり、｢両雄並び立たず｣とは、競馬の世界でも十分通用する名言ということなのである。 </p>
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		<item>
		<title>２００９．０５．２４　東京１１Ｒ　優駿牝馬　Ｇ１</title>
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		<pubDate>Sat, 23 May 2009 05:55:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[予想]]></category>

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		<description><![CDATA[　オークスは、いつの時代も波乱の結果を伴うレースである。競馬で荒れる条件とされるものは、大きく分けて４つある。ハンデ戦、道悪、多頭数、そして牝馬限定戦。だから常に最低でもその内の二つの要素を持つこのレースが荒れるのは当然 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　オークスは、いつの時代も波乱の結果を伴うレースである。競馬で荒れる条件とされるものは、大きく分けて４つある。ハンデ戦、道悪、多頭数、そして牝馬限定戦。だから常に最低でもその内の二つの要素を持つこのレースが荒れるのは当然のことかも知れない。 </p>
<p>　過去１０年で１番人気の勝利は僅かに２回。更に半数の馬が複勝圏さえも届いていない。翌週に行われるダービーの１番人気の安定感とは全く異なる傾向を見せる理由は、牝馬限定戦であることしか理由を求めることはできない。薫風そよぐ五月の空の下でのレースではあるが、参加する牝馬の乙女心は常に秋の空のように移ろいやすい不安定さを携えているようだ。 </p>
<p>　確かに今年も不動の７ブエナビスタがカッチリと一番人気の座に胡坐をかいて盤石布陣の様に見える。が、いつの時代も脆さが露呈されるまでは、人気馬はどんどん過熱されてゆくものなのである。 </p>
<p>　もちろん今まで走った全てのレースでメンバー中最速の脚を見せつけ、デビュー戦以外は完璧な成績を収めている女王にこれといった弱点は見つからない。しかし、常に後方一気の脚質戦法しか行えない不器用さは、必ずどこかで前を行く馬を捕らえ切れない結果に繋がる。あのディープインパクトでさえ、無敗ではなかった事実はあまりにも重い。 </p>
<p>　但し、杞憂の確率に見合うだけのオッズは、２番人気の馬で穴埋めできるレベルではないだろう。それだけ７ブエナビスタの実力が傑出していることは、否定しない。 </p>
<p>　ブエナビスタに対抗しえる馬の特徴は、前に付けて早めに抜け出し、そのまま長く良い脚を使える馬しかない。一縷の望みを託すにはこれでも必要条件でしかないが、ハードルとしてはメンバーを見渡してもかなり絞り込まれる条件になる。 </p>
<p>　そして、その役割を演じられるのは、５ダノンペルベールしかいないのではないだろうか。早め先頭で押し切る競馬は、鞍上の後藤浩が得意とするところ。嵌れば２歳戦で付けられた０．４秒差をもっと際どく詰められると見た。東京コースを得意としており、天皇賞春をマイネルキッスで掴み取った国枝厩舎の馬なのも悪くはない。桜花賞では８Ｋも落ちた馬体も、輸送が短い今回は、不安も大きく軽減されるだろう。 </p>
<p>　ブエナビスタにとって、もっとも不安が少ないと考えられる今回のレースにこそ、危うさが潜んでいる。そして、この考え方こそが見慣れた競馬のいつもの姿だと思うのは、私だけだろうか。 </p>
<p>　レース結果</p>
<p><a href="../../date/20090524.jpg"><img src="../../date/20090524.jpg" alt="" width="590" height="260"></a></p>
<p>
<object width="320" height="265"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/psrf_tuJ69U&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/psrf_tuJ69U&#038;hl=ja&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="320" height="265"></embed></object>
</p>
<p>　回顧録</p>
<p>　完璧な競馬をした四位のレッドディザイアを、今回もいつもの様にやや大味の競馬でハナ差捉えたのが安勝のブエナビスタだった。今回は桜花賞時以上に薄氷の勝利。圧倒的な実力もさながら、それ以上にブエナビスタと安勝には運がある。ハナ差の勝利は、それを証明したに過ぎない。 </p>
<p>　だが、このままの競馬では何れはレッドディザイアがブエナビスタを破るのもそう遠い日ではあるまい。そして同世代の優れたライバルがいることで、二頭は更なる高みに自らを持ち上げることが可能になるのであろう。丁度ウォッカとダイワスカーレットの関係と同じである。 </p>
<p>　このレース、二頭以外は刺身のツマと同じ程度の役割でしかなかった。期待した５ダノンベルベールも道中ブエナビスタと変わりない後方の位置取りでは何の抵抗もできなかった。桜花賞で減った馬体は回復せず、前回から変動なしでは、それも仕方のないことだったのかも知れない。 </p>
<p>　３着にはジェルミナルが入り、桜花賞と全く同じ着順になったことが、更に上位２頭の突出した競争能力を物語っただけと言うのが今年のオークスだった。 </p>
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