2010.01.05 京都11R 京都金杯 G3

By admin On 1月 4th, 2010

 今年も金杯から競馬がスタートする。かつては東西の金杯を同一売り場で両方とも買うことはできなかったが、時代は進み、今では、金杯と言わず全ての競馬場で施行される全レースを家に居ながらにしてネットや携帯で買えるのだから、20数年来競馬をたしなんでいる筆者にとっは、まさに隔世の感ともいえる趣である。

 それはさておき、東西の金杯がどちらも買える様にした際に、西の金杯は東のそれと差別化を図る目的で2000m戦から1600m戦へ距離短縮が行われ、現在に至る。その条件変更により、それ以前と以降では勝馬の傾向は大きく異なることになる。要は1600m戦ということでマイル巧者と呼べる馬が勝馬の大半を占めるようになった。

 距離短縮最初の年度は、桜花賞馬のキョウエイマーチ。その翌年と翌々年は皐月賞2着でマイルチャンピオンシップ2着のダイタクリーヴァが続き、ハットトリックやエイシンデピティと後のG1馬の名を見れば、その傾向は一目瞭然である。

 要はマイルのG1を制した馬や連対経験のある実力馬であれば、ハンデ戦と言えど、このレースの勝馬資格ありと見なすことができるのである。

 ならば、前走同じ舞台のマイルチャンピオンシップで勝ち馬のカンパニーに最後まで抵抗して見せた12マイネルファルケに注目しない訳にはいかない。前走は単騎逃げがハマった感があり、そのレースと比べると今回は前へ行く馬も多いが、それでも、最有力馬が後ろから行く5スマートギアなら、前に付けるメリットの方が大きいと見る。

 また、このレースでハナを主張しそうなテンのスピードがある逃げ馬は、当馬以外に15マイネルレーニアがいる。通常ならば複数の逃げ馬候補がいることは、逃げ馬双方にマイナス要素になるが、同じ冠を持つ同じ馬主の馬同士が潰し合うようなレースをする訳がなく、12マイネルファルケにとっては、15マイネルレーニアがいることで、更に展開面でのメリットが発生することは想像するに難くない。

 加えて、同馬のマイル実績は10戦して4勝2着3回3着2回と複勝率では90%の超堅実タイプ。余程のことがない限り、大きく崩れることは考えにくい。ならば今年の京都金杯の本線は12マイネルファルケに託したい。

 他には14ドラゴンファング。適距離よりも1ハロン長そうだが、それでもペースが落ち着けばギリギリ粘れる可能性はある。若手の浜中が騎乗することも併せて要注意馬としたい。

 金杯の音の響きから「金杯で乾杯」という有名なフレーズがある。今では陳腐な競馬のキャッチフレーズの一つだろうが、新しい1年を占う意味では少なくとも「金杯で完敗」ではない結果を、今年も是非とも期待したいものである。

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